かつて競馬は、中高年が目を血走らせて応援しているギャンブルであるというイメージがありましたが、最近では女性のファンを取り込もうという動きも見られ、テレビコマーシャルなどでも若者にも競馬場に通ってもらえるような内容になっています。
競艇はスタートが選手によって異なるタイミングであるのに対して、競馬はほぼ同じいわゆるフラットレーシングだと言われています。それでも、ゲートが開いた瞬間に上手にスタートさせる技術は騎手によって異なるため中にはフラットレーシングではないではないか、という人も多くいます。
このギャンブルの魅力は、何と言ってもレースです。日本各地にコースがあり、それぞれで異なる特徴があります。
例えば、中山コースにはゴール前に急坂がありほかの会場にも坂がありますが、ここは日本一とも言えるほどの勾配になっているのです。そのため、最終コーナーまでは順調に進めていても、最後の最後で力尽きて抜かれてしまうというレースが何度も見ることができます。これを攻略するには、切れ味というよりもむしろ力強さが求められるのですが相応しい種牡馬としてはシンボリクリスエスやステイゴールドなどが挙げられます。
有名な名前で言えば、ディープインパクトがいますがこの馬は力強さはそこまではなくどちらかというとじっくり脚をためて最後に弾けさせる、切れ味が武器なのです。そうなると、坂を越えられるのかどうかという疑問が生じます。その点、パワーやスタミナが豊富なロベルト系やパワー型のサンデーサイレンス系ならばスピードを緩めることなく、駆け抜けることができるのです。特にステイゴールドは、隊列が短く縮まった際にその間を割るように走ると勝負根性を発揮し、二の脚を使ってもうひと伸びすることができます。これとは反対に、東京コースではそこまで力強さが求められることはなくどちらかというと切れ味が必要になってきます。最後の直線がかなり長いため、先行してもそのまま逃げ切れるというのは多くはありません。また、コースの幅も広く設定されているため直線に入ったら前が詰まっていき場を失うケースは多くはなく、道中しっかりと脚をためてそのまま差し切るというパターンが一般的です。ただし、レースの展開によっては前残りでそのまま逃げ切ってしまうこともありますので出走するメンバーがこれまでどのような