ウェスタン馬術における競技の一緒にレイニングと呼ばれるものがあります。ウエスタン競技は馬の運動能力を競うものに当たり、ブリティッシュ馬術における馬場馬術に比定されています。
この競技はスピンやロールバック、スライディングストップなどのような乗馬ならではのダイナミックな技が1つの魅力です。このような技はカウボーイが動きが激しい家を追い詰める際に必要となる技術を、1つのパターンに組み上げています。いくつもの技が盛り込まれた規定のパターンがあり、それに従って走行していきます。馬がどれだけ騎乗者の言うことを聞くかを審査します。騎乗者が決して引っ張り回してはなりません。馬が1人で行っているように見えれば良いと言うことです。馬を審査するといっても、良い馬でもそれをよく見せるのはやはり騎乗者の実力とも言えるでしょう。フィギュアスケートを馬がやっていると考えればわかりやすく、通常であればあらかじめパターンが決められているものの、競技者がパターンを作り上げるフリースタイルレイニングと呼ばれるものも存在しています。
一言でレイニングといってもパターンがいくつか存在しています。まず最初にアリーナの中央において左右に4回のスピンを行います。そして左右のサークルを行います。その次にスライディングストップを行ったらすぐにロールバック、そしてアリーナの反対側へ向かったらスライディングストップとロールバック、そして再びアリーナの反対側に戻ってスライディングストップを決めた後にバックをして演技が終了です。
パターンはいくつかのパートに分けて考えることになるでしょう。まず「スピン」では、後足を軸にしたら4回回ります。馬が勢いよくクルクルと回っている姿には驚くはずです。後ろ足が軸になり動かないほうがより良いとされています。そして「サークル」は2種類の円を描くことになります。非常に重要で難しいパートの1つであり、どれだけきれいな円を描くことができるかが、勝敗を左右するともいえます。きれいな円を描く事はかなり難しいことであり、左右対称のきれいな美しい円で、大きな炎は早く、そして小さな円をゆっくりと言うように、メリハリをつけることができれば尚良いです。「リードチャージ」と呼ばれるものは、右左の順番で足が出る右手前とその逆の左手前が存在します。競技においてこれをしなければペナルティーもしくは失格になってしまいます。手前を変えることをリードチェンジと呼んでいますが、馬が中央に来て向きを変える際には、馬の足に注目しましょう。リードが変わったことがわかるはずです。