知っておきたい馬術大会の種類

日本では様々な馬術大会やホースショーが開催されています。馬術競技会には様々な種類があり、種類リストで確認すれば自分に合うイベントを選びやすいです。ホースショーでは、馬に関連した様々なショーを見れます。競技の他に体験乗馬など、馬と接するイベントもあります。

知っておきたい馬術大会の種類

総合馬術は馬術の要素を盛り込んだ複合競技で、1人の選手と1頭の馬が参加します。調教度合を審査するのが馬場馬術競技で、クロスカントリーではコントロール能力が問われます。馬場馬術競技では、決められている規定演技を行った後に審判が採点します。調教審査ではバランスや柔軟性、リズムなどの調教度合を審査して最大10点のマークを付けます。

クロスカントリーは自然の中に設置された障害物を飛越するためスピードやスタミナ、ジャンプの能力に加えて勇気も必要です。クロスカントリーは、コースのデザイナーが設計して構築されています。野外障害では馬や選手の訓練度合を調べるために、様々な障害物が設置されます。人馬は定められている時間内に走行を終える必要があり、規定時間内にフィニッシュラインを通過できないとペナルティのポイントが加わります。

障害飛越競技はスタジアムで行われ、減点法で3種目を換算して勝敗を決定します。コースに設置された障害物を飛越して走行し、タイムを競います。では運動能力や柔軟性など、人馬のジャンプ技術を審査します。アリーナの設置物を飛越して、規定時間内に競技を終える必要があります。

クロスカントリーとは違って落ちる可能性があり、人馬のスタミナも問われます。ハンターシートは馬術のスタイルで、現在ではツーポイントとも呼ばれています。世界各地で狩猟民族が乗ってきたスタイルがハンターシートで、山野を楽に駆け回れます。最も楽な乗り方で、走ると馬の重心が前に崩れるのが特徴です。

馬術競技のエキシビションは、イベントの中でも人気があります。
馬の祭典では、豪華なエキシビション競技が行われます。オリンピックでも、馬場馬術や総合馬術など様々な競技を楽しめます。規定演技では同じ演技を行っても同じ動きに見えますが、競技により選手の工夫で違う表現を見れます。内容が変わると選手の乗り方や指示の出し方も異なり、乗る側の指示が代わると馬も対応しようとします。

指示の送り方は選手によって異なり、多種多様で乗り方も違います。イベントの内容によって様々な競技が行われますが、事前に競技の知識を把握していると深く楽しめます。