競馬の的中率が高い人の買い方をご紹介!平均の的中率はどれくらい?

競馬で安定して当てるには、勘や勢いだけでは限界があります。
数字の意味を理解し、勝ちやすいレースを選び、再現性のある買い方を身につけることが勝つための秘訣になるでしょう。
特に調べられることが多いのは的中率の平均値や、的中率が高い人の特徴。
初心者と中級者では基準が大きく変わり、どんな券種を中心に買うかによっても的中率はまったく違う傾向です。
本記事では、的中率の基本から平均の目安、さらに的中率が高い人が実践している買い方まで整理して紹介します。
的中率を高めたい方でも、ひとまず正しい考え方を押さえておくと予想の精度が安定しやすくなるので、最後までご覧ください。
父親の影響で小さい頃から馬が大好きになり、毎週競馬場へ足を運び続けて15年。当時最強馬だったディープインパクトの凄さに感動し、毎年の2歳馬の中から最強を探すのが趣味です。小さい頃から培ってきた選馬眼で好走馬も見抜くのに自信があります!

もくじ
的中率とは

的中率とは、購入した馬券がどれだけ当たったかを示す割合です。
例えば10レース購入して3レース的中した場合、的中率は30%という計算になります。
簡単に言えば、計算方法は勝率「(勝ち÷総合参加数)×100」と一緒です。
この数字は予想の安定度を見る時に役立ちやすい反面、的中率だけで上手さを判断するのは必ずしも適切ではありません。
馬券の種類やレース選びによって数字が大きく上下するため、まずは意味を整理しておくと流れをつかみやすくなります。
的中率と回収率の違い
的中率は「当たった割合」、回収率は「払戻金が投資額に対してどれほど戻ってきたか」を示す指標です。
この2つは混同されやすいですが、目的が異なるため別々に考えた方が予想は安定するでしょう。
例えば的中率が高くても回収率が低いケースがあります。
複勝ばかりを買えば当たりやすいものの、大きく金額は増えにくいため回収率は伸びません。
逆に三連単中心だと的中率は下がりやすい一方、一撃が入れば回収率が跳ね上がる事があります。
なので、的中率と回収率はイコールで考えないようにしましょう。
的中率はどれくらいあれば高い?
一般的な競馬ファンの場合、年間を通した的中率は25〜35%が平均的なラインとされます。
レースの難易度や券種によって上下するとはいえ、このあたりを超えてくると安定して当てられるタイプといえるでしょう。
一方で、複勝やワイドを中心に買う人は40%以上になることも珍しくありません。
ただし、その分リターンは小さくなる傾向があるため、数字の良し悪しは“何を買っているか”によって解釈が変わります。
的中率が高い人の平均

的中率が高いとされる人は、年間を通して一般の方よりも10%ほど多く、35〜45%前後に落ち着くことが多い傾向です。
このラインを安定して維持している人は、予想の組み立て方や買うレースの選択に明確な基準を持っていると感じられます。
さらに、複勝やワイドを中心にした買い方であれば50%を超えるケースもありますが、券種ごとの特徴が反映されやすいため、一概に数字だけで優劣を判断するのは向いていません。
逆に、三連単や三連複のような多点構造の券種を中心に買う人は的中率が低く出やすいものの、レース選びが上手い人は20%台でも十分に成績を安定させる流れになります。
数字を見る際は、
- 自分がどの券種を主軸にしているのか
- どれだけレースを厳選しているか
この2点も合わせて考えると、より正確に判断しやすくなります。
的中率が高い人の特徴(行動と買い方の傾向)
的中率が高い人には、いくつかの共通した行動パターンがあり、。特別な才能よりも、予想の基準がブレないことが安定につながるといえます。
まず、買うレースの選び方が明確で、不確定要素の多い番組を避ける姿勢が一貫していることが特徴です。
次に、必要な情報だけを抽出し、判断材料を絞るため、予想が複雑になりにくい流れがあります。
さらに、軸選びから買い目作りまで“毎回同じ手順”を踏む人が多く、自分の型を持つことで考え方が安定しやすくなる印象です。
的中率が落ちた時も原因を振り返り、次に修正を加える柔軟性があり、この積み重ねが数字の安定につながります。
まとめると、
- レース選択
- 情報整理
- 予想手順
- 振り返り
この4つが固定されていることが、的中率の高い人に共通する特徴です。
勝ちやすいレースだけ買う
的中率が高い人は、まずレースそのものを厳選します。
不確定要素が多い番組を避け、展開や力関係が読み取りやすいレースだけを選ぶ姿勢が特徴といえます。
特に避けるのは、
- 多頭数の混戦
- データの少ない未勝利戦
- 馬場が極端に悪化した日
こうした条件で、予想が乱れやすい場面です。
反対に、実力差がはっきりしたレースや傾向が掴みやすいコースでは判断が安定しやすく、結果的に的中率も上向きます。
レース選びの段階で勝ち筋を見出せるかどうかが、的中率を左右する大きなポイントになるでしょう。
当てやすい馬・危険な馬のパターン化
的中率が高い人は、毎回ゼロから馬を評価せず、「当てやすい馬」と「危険な人気馬」のパターンを持っています。
この型があることで、予想の迷いが減り、判断が安定しやすいと感じられます。
当てやすい馬の特徴
- 前走の敗因が明確に説明できる
- 同コースで大崩れしにくい
- クラス実績が安定している
危険な人気馬の特徴
- 距離変更が極端
- 馬場適性のズレが大きい
- 前走の好走が展開の恩恵
どの馬を高く評価し、どの馬を疑うべきかをパターン化しておくと、選ぶべき馬が自然に絞れ、結果として的中につながりやすくなるでしょう。
的中率が高い券種で馬券を買う
的中率を重視する人は、自分に合った“当たりやすい券種”を軸にしています。
券種を固定すると予想の工程がシンプルになり、判断基準がブレにくい流れが生まれます。
特に選ばれやすいのは、
- 複勝=安全度が高く、数字が安定しやすい
- ワイド=組み合わせ次第で当たりやすく、的中率を維持しやすい
- 馬連=軸馬の信頼度が高い人が相性を感じやすい
安定性が期待できる券種です。
反対に三連系は一撃は大きいものの、当然的中率は下がりやすいため、数字の安定を求める場合は主軸にしない人が多い印象です。
自分の予想スタイルと合う券種を決めることで、結果として的中率も整いやすくなるでしょう。
馬の選択は消去法
的中率を安定させている人ほど、買う馬を探すより「消す馬を先に決める」手順を大事にしています。
とくに人気馬を評価する際、買う理由ではなく“買わない理由”を明確にすることで、無駄な買い目が減り、予想の精度が整いやすくなります。
消去の基準として多いのは、距離や馬場に合わないケースや、近走の敗因が説明できないタイプなど、走らない理由が想像しやすいパターンです。
こうした不安材料を先に取り除くことで、残った馬が自然と絞られ、軸や相手の選択がスムーズに進みます。
結果として「迷って買い足しすぎる」というミスが減り、的中率の乱れも抑えられる展開になりやすいでしょう。
券種別の的中率の目安

競馬の的中率は、どの券種を中心に買うかで大きく変わります。
単勝と複勝では求められる精度が違い、ワイド・馬連は組み合わせの幅が影響し、三連系は点数の使い方で数字が上下する流れがあります。
ここでは「一般的に目安とされるライン」をまとめ、これを超えていれば安定していると判断しやすい基準を整理していきます。
単勝・複勝
勝は1頭のみを当てる券種で、読みが直線的なため数字は中間レベルに落ち着くことが多い印象です。
一方で複勝は最も安定しやすく、初心者でも数字を作りやすい特徴があります。
単勝は20〜30%前後が一般的で、複勝は40%以上を目指しやすくなります。
複勝を軸に買う人は、馬の能力差を把握しやすく、無理な穴狙いを避ける傾向があるため、的中率が自然と整う展開になりやすいでしょう。
馬連・ワイド
馬連やワイドは軸選びの精度が数字に直結します。
とくにワイドは軸さえ安定していれば当てやすいという性質があるため、的中率を重視する人に好まれています。
ワイド:30〜45%前後が現実的なライン。組み合わせ次第で数字が伸びる。
馬連15〜25%が一般的。軸馬の信頼度がそのまま結果に表れやすい。
ワイドは大崩れしにくく、馬連は精度が高いタイプに向くため、自分の予想スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
三連系
三連複・三連単は的中率より回収率に向く券種で、数字は低く出るのが普通です。
ただし、レース選びや買い方が噛み合えば利益は出しやすく、単純に的中率が低いからといって不利になるわけではありません。
三連複なら5〜10%程度、三連単は1〜5%ほどが一般的な目安と考えられます。
数字は低くても、一撃で大幅に回収する設計ができれば成績は安定します。
三連系を中心にする場合は「当たるレースだけを選ぶ」意識がより強く求められるでしょう。
的中率を上げたいなら避けるべき落とし穴
的中率を上げるつもりが、逆に成績を崩してしまう場面は多く見られます。
これは予想の精度というより、判断の仕方や買い方のクセが原因になることが多い印象です。
とくに的中率を重視する場合は、攻める姿勢より「何をしないか」を決めるほうが数字が安定しやすい流れがあります。
安定している人ほど、予想の足を引っ張る行動を明確に避けており、レース前から無駄な迷いを作らない仕組みを持っています。
ここでは、その中でも特に的中率を乱しやすい4つの落とし穴を取り上げ、どこで狂いが生まれるのかを整理していきます。
損失回避で馬券を買いすぎる
外したくない気持ちが強くなると、本来必要のない馬まで買い目に入れてしまいがちです。
とくに軸が決まっているのに「念のため」と人気馬を足す形は、的中率を上げるどころか予想の精度を下げる原因になります。
損失回避で買いすぎると、軸がぼやけて判断が曖昧になり、結果的に当たりそうなレースでも取りこぼしが増えてしまいます。
的中率を安定させるには、買う点数ではなく「絞った基準を守れるか」が重要になるでしょう。
過剰な情報の取り込み
調教、厩舎コメント、パドック、データ、SNSまで、競馬は情報が多いほど迷いやすくなります。
的中率が安定しない人ほど、判断材料を増やしすぎて予想が複雑化し、最終的に何を信じれば良いか分からなくなる流れが多い印象です。
反対に、安定している人は使う情報を固定し、予想に直結しない部分を意識的に切り捨てています。
知識よりも判断の軸を維持する方が、的中率には効果的です。
オッズ変動の読みすぎ
オッズは重要な指標ですが、深読みしすぎると予想の根拠がブレやすくなります。
直前でオッズが動いた時に、それだけで評価を変えてしまうと、軸の信頼度が崩れることも少なくありません。
確かに異常投票はヒントになる場面がありますが、それはあくまでも補助的な情報です。
予想の根拠をオッズ中心にしてしまうと、当てるべきレースを外しやすくなるため、あくまで参考程度にとどめておく方が安定します。
レースの難易度を均一で考えてしまう
全てのレースを同じように扱うと、難しい番組にも無意識に手を出してしまい、的中率を落としやすくなります。
未勝利戦、多頭数、馬場悪化など、不確定要素の多いレースは読みがぶれやすく、数字を崩す原因になりがちです。
的中率が高い人ほど、買うレースと買わないレースを明確に分けています。
勝ち筋が見えやすい番組だけを選べば、外れやすい場面を事前に避けられるため、的中率が自然と整っていくでしょう。
まとめ
競馬の的中率を高めるには、難しい分析よりも「判断基準を固定すること」が大きな鍵になります。
どれだけ予想に自信があっても、毎回の考え方がブレれば数字は安定しませんし、不確定要素の多いレースを拾い続ければ外れが増える流れになります。
本記事でご紹介した通り、
- レースを厳選する姿勢
- 当てやすい馬と危険な馬のパターン化
- 消去法による馬の取捨
- 自分に合った券種を固定する買い方
- やってはいけない行動を避ける意識
この5つが揃うだけで、的中率は大きく崩れにくくなります。
また、券種ごとの目安や平均的な数値を知れば、自分の予想がどの位置にあるのか判断しやすくなり、改善ポイントも見えやすくなります。
的中率は単なる数字ではなく、日々の選択が積み重なった結果です。
正しい基準を守り、無駄な迷いを減らしていけば、誰でも安定した的中に近づいていけるはずです。
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