穴馬の狙い方や買い方を徹底解説!回収率を高める競馬の攻略法をご紹介

競馬で高配当を狙うなら、カギになるのが“穴馬”の存在。
人気馬を買っても思っている以上に稼げないと悩みを抱える人も多いでしょう。
本記事では、プロの予想家も実践している「穴馬の見つけ方と狙い方」をわかりやすく解説します。
データ分析や展開の読み方、そして買い時の見極め方まで、実践的なノウハウをまとめました。
初心者でも今日から使える「高配当を叩き出すための視点」を掴んでください。
もくじ
競馬好きの元モデルです。中央競馬よりも地方競馬が大好きで、平日の暇な時はよく競馬場で馬券買ってます。ダートを踏む馬の足音が最高です!推しの馬はフリオーソ!某ゲームにも出てきていて私の激推しです!

競馬の穴馬とは
競馬でいう穴馬とは、世間の評価(人気)ほど実力が低くないのに、オッズが高くなっている馬を指します。
能力や条件面では好走するのに、多くの人に見落とされている存在です。
一般的には「6番人気以下」「単勝オッズが15倍以上」といったラインが“穴馬”と呼ばれる目安でしょう。
ただし、これは単なる数字上の区切りにすぎず、本質は人気とのギャップにあります。
例えば、
- 前走で凡走したが、実は展開が不利だっただけ
- 得意コースに戻るのに、前走の結果だけで人気を落としている
- 休み明けや条件替わりで本領を発揮しそうなのに、データが軽視されている
上記の条件が揃った馬が「真の穴馬」です。
シンプルに成績が悪く好走の気配がない馬は穴馬ではなく、人気薄の凡走馬と言います。
一つ覚えておきたいのは、「穴馬=弱い馬」ではないという点。
レース展開や馬場、騎手の乗り方一つで順位は簡単に入れ替わります。
人気がないだけの実力馬を見抜けるかどうかが、的中率よりも大切な「回収率」を上げる鍵になるといえるでしょう。
穴馬は人気馬に勝てるの?
穴馬と人気馬の実力差は、実際にはそれほど大きくありません。
展開や馬場、ペース次第で逆転することも多く、近年ではデータ的にも「5〜9番人気の馬」が3着以内に入る確率が高い傾向にあります。
つまり、人気順だけで勝敗は決まらないということです。
特に重賞レース(G1・G2・G3)になれば、基本的に実力が拮抗している馬が出走するので、人気は偏りますが穴馬狙いとして適しています。
代表的な重賞レースが日本中央競馬会(JRA)が主催する春の女王決定戦のヴィクトリアマイル(G1)。
過去10年間の人気別の成績をご覧ください。
| 人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2 | 2 | 2 | 4 |
| 2番人気 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 3番人気 | 0 | 2 | 0 | 8 |
| 4〜6番人気 | 5 | 3 | 3 | 19 |
| 7〜9番人気 | 2 | 0 | 2 | 26 |
| 10番人気〜 | 1 | 3 | 2 | 76 |
一般的に穴馬と言われる4〜6番人気の勝率が高く、人気馬は負けている傾向があります。
このデータからもわかるように、重賞レースほど実力差が小さく、展開ひとつで結果が大きく変わることが読み取れます。
特にヴィクトリアマイルのように、牝馬同士の戦いでは「体調・馬場適性・位置取り」の影響が強く出やすく、人気通りの決着にはなりにくい傾向があります。
なぜ穴馬を狙うべきなのか

競馬で大金を得るためは、「当てること」よりも「利益を残すこと」が大事です。
人気馬を中心に買えば当たる確率は上がりますが、配当が低いので長期的に勝負するなら的中率をキープする必要があります。
的中率が高いのであれば馬券代を増やせばいいだけですが、競馬はそこまで簡単ではありません。
多くの競馬ファンは「当てたい」という心理から人気馬に資金を集中させがちですが、プロの予想家はその裏で冷静にデータを読み、人気とのギャップを突ける人ほど高配当を手にしているのが現実です。
つまり、穴馬を狙うというのは「他人が見落とした価値を拾う」行為であり、投資的な視点で見れば、最も効率的なリターンを狙える戦略といえるでしょう。
まず「高配当と的中率のバランス」という観点から穴馬の魅力を整理し、次に「なぜ穴馬を狙える人が勝ち組になれるのか」という勝者の思考法を掘り下げていきます。
高配当の魅力と的中率のバランス
穴馬を狙う最大の利点は、低い的中率でも収支をプラスにできるという点にあります。
競馬は「的中率」よりも「回収率」で結果が決まるゲーム。
的中しても払い戻しが少なければ負けと同じであり、逆に外れる回数が多くても、一度の的中で大きなリターンを得られれば長期的にプラスへ転じる可能性があります。
仮に5レース連続で外しても、6回目にこれまでの投資金額以上の金額を当てれば利益が残るので、少ない勝利で負けを取り返せるのが穴馬戦略の本質です。
また、人気馬中心の買い方は安全に見えて実はリスクが高い面もあります。
1番人気の勝率はおよそ30〜35%前後で、約3回に2回は敗れる計算。
しかもオッズが低いため、何度か的中しても大きな利益は望めません。
反対に、4〜9番人気あたりの“中穴・大穴層”は、配当妙味と実力のバランスが取れており、「展開がハマれば勝てる」ポテンシャルを持っています。
データとロジックを根拠にこの層を狙える人こそが、収支を安定させられるタイプといえるでしょう。
穴馬を狙える人が勝ち組になれる理由
競馬で勝ち続ける人の多くは、他人と同じ買い方をしないという共通点を持っています。
オッズはファンの人気投票によって形成されるため、多くの人が同じ馬に資金を集中させれば、期待値(リターン)は下がる仕組みです。
その一方で、評価が低すぎる馬を拾える人は確率の歪みを突くことが可能。
競馬のオッズは群衆心理の反映であり、情報の偏り・思い込み・話題性などによって簡単にバランスを崩します。
この“歪み”を理解して逆を突く行動が、長期的にプラス収支をもたらします。
また、穴馬を狙える人は「負け方を許容できる思考」を持っています。
短期的な外れに動揺せず、データと確率に基づいて淡々と勝負を積み重ねる。
その結果、数少ない的中で他者を圧倒する利益を上げることが可能になります。
さらに、勝ち組の予想家は情報の“質”で差をつける傾向があります。
彼らは新聞の印や人気順よりも、
- 前走内容の分析(不利・上がり・位置取り)
- コース適性と馬場バイアス
- 騎手・厩舎の意図や調整過程
ファクターを重視し、「表に出ていない根拠」を探します。
このように、穴馬を狙う=群衆の盲点を見抜く力を鍛えることでもあります。
表面的な情報を鵜呑みにせず、裏側の要因を読み解ける人が、結果的に的中よりも利益を重視する勝ち組として抜け出していくのです。
もう人気馬に頼らない!プロが実践する穴馬の探し方と狙いどころ

穴馬を本気で見つけたいなら、「人気だから買う」「人気がないから不安」という固定観念を一度手放す必要があります。
競馬の人気は、ファンの印象や前走の着順、メディアの評価によって大きく左右されるため、実力とは必ずしも一致しません。
むしろ、大多数が同じ方向を向くことで評価が偏り、過小評価された馬や条件さえ整えば走る馬が隠れるのが競馬の本質といえます。
プロの予想家やデータ派は、その“盲点”を狙います。
彼らが注目しているのは人気そのものではなく、「なぜこの馬は人気がないのか」「それでも走る根拠はどこにあるのか」という判断材料です。
前走が凡走でも、内容をよく見ると不利を受けていたり、条件がまったく合わなかっただけだったりすることがあります。
逆に、人気馬が前走で恵まれすぎていたり、今回は適性が合わなかったりするケースも珍しくありません。
つまり、穴馬を狙う上で大事なのは、人気を基準にするのではなく、レース構造・馬の適性・内容の質から走る根拠を拾いにいく姿勢です。
プロは常に「人気よりも実力が上の馬」「条件が揃えば人気馬を逆転できる馬」を探し続けています。
この視点を持てるようになると、これまでただの“人気薄”に見えていた馬が、狙える穴馬として立体的に見えてきます。
ここからは、実際にプロが使う判断基準をもとに、人気に左右されずに“勝てる穴馬”を選び出す方法を順番に解説していきます。
人気馬と実力差が小さい馬を探す
穴馬を見つける基本は、人気の差がそのまま実力差ではないと理解すること。
競馬では0.2〜0.3秒の差で着順が大きく変わるため、展開やコース取りひとつで結果は簡単に入れ替わります。
たとえば前走で人気馬に0.2秒差の6着だった馬は、能力的にはほぼ互角。
条件が少し好転すれば、次走で逆転も十分あり得ます。
注目すべきは次の3点です。
- Point1
- 着差の内容:0.3秒以内の敗戦は実力差ではなく展開次第
- Point2
- 上がり3Fの順位:上がり上位なら、展開が噛み合えば上位争い可能
- Point3
- レースレベル:強敵相手に善戦した馬は、次走メンバー弱化で激走の余地
プロは「展開補正」を重視し、前走の不利(ハイペース・外回し・詰まりなど)を考慮して実力を再評価します。
つまり、展開を差し引けば人気馬とほぼ互角の隠れ実力馬を探すことが、穴馬発見の第一歩といえるでしょう。
レース条件の変化に強いタイプを見抜く
穴馬が激走する大きな要因のひとつが「条件替わりによる好転」です。
多くのファンは前走成績をそのまま判断材料にしますが、競馬では距離・コース・馬場・回り・季節が変わるだけで走りが一変します。
たとえば、前走凡走でも「距離短縮」「左回り替わり」「重馬場」など、条件が合えば人気を落とした馬が巻き返すことは珍しくありません。
注目すべき典型パターンは次のとおりです。
- 距離短縮×先行型:ハイペースで失速した馬が、短縮で粘り強化
- 距離延長×差し馬:末脚が届かなかったタイプが、距離延長で浮上
- コース替わり:右回り→左回りなどで癖が改善して走りが安定
- 馬場変化:重馬場巧者や欧州血統が湿った馬場で一変
- クラス替わり・舞台替わり:ローカルや条件戦替わりで流れが合う
ポイントは、過去に同条件で好走歴があるかを確認すること。
同じコース・距離・馬場で結果を出していれば、それは適性の証拠です。
穴馬の多くは「前走は条件が合わなかっただけ」で、巻き返しのタイミングはかならずあります。
レース条件の変化を読めることが、穴馬を狙う最大の武器といえるでしょう。
過去の着順より“内容”を評価する
穴馬を見つけるうえで大切なのは、着順という数字ではなく、その裏側にある内容を読み取ること。
たとえ着順が悪く見えても、直線で前が詰まって追えなかったり、外々を回され続けて距離ロスが大きかったり、極端なハイペースやスローペースに巻き込まれて脚を使う場面が作れなかったりする場合は、本来の力を発揮していない可能性があります。
特に、レース終盤の伸び脚や位置取りの変化、展開との噛み合いには注意したいところ。
着順に関係なく上がりが速かった馬や、不利な位置から最後までしっかり脚を使っていた馬は、展開ひとつで順位が大きく変わるタイプです。
このように、数字だけでなく負け方の質に目を向けることで、人気だけでは測れない潜在能力を持った穴馬が見えてきます。
データから浮かぶ共通点を探る
穴馬には、過去のデータを振り返ると一定の傾向が見えてくることがあります。
枠順の有利不利、脚質の決まりやすさ、血統が馬場に与える影響、開催時期ごとの馬場の荒れ具合など、レースごとに走りやすい馬のタイプが存在しており、そのパターンを理解することで人気薄の激走を拾いやすくなります。
たとえば、前が止まりにくいコースで先行できるタイプが好走しやすかったり、雨で馬場が悪化すると欧州血統やパワー型が突然走り出したり、開催後半になると内の馬場が傷んで外差しが決まりやすくなるといった構造的な特徴が現れます。
これらは偶然ではなく「なぜその条件で穴が出るのか」という因果が必ず存在し、その理由を読み解けると、ただのデータが“予想の根拠”に変わるのです。
人気薄でも走る“コース巧者”を見抜く
同じ距離であっても、コースによって求められる適性はまったく異なります。
坂の有無、小回りか広いコースか、直線の長さ、コーナーの角度などの違いによって、馬が持つ得意・不得意がはっきり分かれるため、特定のコースで安定して走る“コース巧者”は人気薄でも軽視できません。
たとえば、小回りの中山や福島で巧みに立ち回れるタイプは大箱コースでは力を発揮しにくい一方、中山に戻っただけで着順が急上昇することがあります。
逆に、広い東京や新潟のような直線が長い舞台では、瞬発力型や末脚が安定しているタイプが強く、近走凡走でも得意舞台に戻るだけでガラリと走りが変わることも珍しくありません。
過去にそのコースで何度も好走している馬は、成績が地味でも舞台が合うというだけで一変する可能性があります。
コースと馬の相性を理解しておくことは、穴馬を見抜くうえで最も再現性の高い判断材料といえるでしょう。
近走成績から“隠れ上がり馬”を探す
近走の成績が地味でも、内容をよく見ると“上昇の兆し”を見せている馬がいます。
これを見抜けると、人気になる前に先回りして高配当を狙えます。
注目したいのは、数字ではなく変化の方向です。
たとえば、着順こそ悪くても、
- 上がり3Fが徐々に速くなっている
- 位置取りが前に変わってきた
- 直線で脚を使えるようになってきた
こうした「内容の改善」は、調子上向きのサインです。
また、調教や馬体重の推移にも注目です。
中間の追い切りで負荷が強まっている、馬体が絞れてきたなどの変化が見られる場合は、厩舎が勝負気配を見せていることもあります。
隠れ上がり馬は、派手な成績がないため人気になりにくい反面、状態がピークに向かうタイミングで激走することが多いタイプ。
近走の数字よりも“内容の上昇カーブ”を読み取ることが、穴馬を先取りするコツです。
オッズや印に惑わされない独自視点を持つ
穴馬を狙う上で最も重要なのが、他人の評価を基準にしないこと。
オッズや新聞の印は、多数派の意見の集約にすぎません。
多くの人が同じ馬を買えばオッズは下がり、その裏で“過小評価された馬”が必ず生まれます。
プロはまず「なぜ人気がないのか」を分析します。
- 前走の着順だけで軽視されていないか
- 条件が向かない舞台で評価を落としていないか
- 騎手・厩舎・血統などイメージだけで判断されていないか
この“人気の理由”を冷静に分解できる人ほど、逆にチャンスを拾えます。
ときに人気馬よりも明確な根拠を持った人気薄のほうが、勝負になることも多いのです。
情報社会では、SNSやネット予想で似た見解が広がり、皆が同じ馬を信じる流れが生まれやすくなっています。
その空気に流されず、データ・展開・適性といった自分の基準で判断できる人が、本当に回収率を上げられるタイプです。
つまり、オッズや印はあくまで参考値。
最終的に買うかどうかは、自分の理屈で説明できるかを基準にする。
これが、人気に左右されない予想の核心といえるでしょう。
予想をする前に!穴馬のチェックリスト【まとめ】
これまでの内容を踏まえて”これに当てはまったら狙いたい” という具体的なポイントをまとめました。
- □前走の負けが着順より軽い
- □上がり3Fが常に安定して速い
- □距離短縮で息が入りやすい先行馬
- □距離延長で末脚を伸ばせる差し・追い込み馬
- □過去に同じコースで好走歴がある
- □馬体重の変動が小さく、調子が安定している
- □人気馬と0.2〜0.3秒差の接戦経験がある
- □血統的に馬場や季節がハマるタイミングが来ている
- □乗り替わりでプラス
- □前走より今回の方がレース条件が合う
- □オッズ以上に内容が良いのに、世間が気付いていない馬
穴馬を狙うとは「人気に逆らう」ことではなく、人気以上の根拠を持った馬を拾う”という作業です。
ここで挙げたポイントに1つでも当てはまるなら、その馬はあなたの予想に大きなリターンをもたらす可能性があります。
高配当は偶然ではなく、こうした“狙える根拠”の積み重ねから生まれやすくなるので、本気で狙う時は慎重に勝負してみてください。
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