競馬予想印(◎◯△▲☓☆)の意味や使い方を徹底解説!

競馬予想印について

競馬の新聞やネット予想を見ると、必ずといっていいほど並んでいる◎◯△▲☓☆といった予想印。

「意味はなんとなく分かるけれど、結局どう使えば良いのか?」

「どの印を信じて馬券につなげればいいのか?」

こうした疑問を持つ人はとても多い印象があります。

予想印は、予想家や専門紙が馬の評価をひと目で分かるようにまとめたサインで、馬券を組み立てる際の手がかりとして有効に働きます。

ただし、印のつけ方には予想家ごとのクセがあり、意味を正しく理解できていないと狙いどころを外しやすいといえます。

本記事では予想に失敗しないため、競馬予想印の意味・見方をわかりやすく整理しました。

更に、実際の馬券でどう活用すれば良いか、初心者でもすぐ使える買い方のコツも紹介していきます。

競馬予想をもっと理解し、無駄のない買い方のヒントを掴むきっかけとしてご活用ください。

  • 相馬 楓
  • 執筆者
KeibaWithの監修者「相馬楓」

父親の影響で小さい頃から馬が大好きになり、毎週競馬場へ足を運び続けて15年。当時最強馬だったディープインパクトの凄さに感動し、毎年の2歳馬の中から最強を探すのが趣味です。小さい頃から培ってきた選馬眼で好走馬も見抜くのに自信があります!

競馬予想印とは

競馬予想印とは

競馬予想印とは、予想家や専門紙が各馬の評価を記号で表したものです。

レースごとに「どの馬が勝ちやすいか」「どの馬が相手候補か」を視覚的に示しており、短い記号だけで評価の強弱を把握できるようになっています。

本来は専門家が膨大な情報をもとに判断した結果を、読者がひと目で理解できるよう簡潔にまとめたサインといえるでしょう。

指数・調教・血統・展開など複数のファクターを総合して付けられることが多く、馬券を組み立てる際の“目安”として使われることが多い印象です。

初心者が予想をする際も、まずはこの予想印を理解するだけで、馬の力関係や人気の傾向がつかみやすくなるため、予想の指標として役立つ内容となっています。

競馬予想印はどこで使われてる?

競馬予想印は、主に競馬に関する予想・情報を扱うあらゆる媒体で使われています。

スポーツ紙、競馬専門紙、テレビ番組、ネット予想サイト、そして最近はAI予想やデータ解析ツールでも一般化しており、競馬ファンが最初に目にする“共通言語”のような存在です。

特に新聞や専門紙では、出走馬の欄に◎◯▲△☆などが並び、予想家ごとの評価が比較しやすい形で掲載されることが多い構成となっています。

ネット媒体では、予想印を軸に買い目や展開解説を組み合わせる形式が一般的で、動画やSNSでも印をそのまま示して予想を伝えるケースが増えてきました。

このように、予想印は競馬を楽しむあらゆる場面で利用されており、印の意味を理解しておくことで情報の読み方が大きく変わってくるといえます。

競馬予想印の意味と見方を解説します

競馬予想じるしの意味と見方

競馬予想印には、それぞれ役割と評価の強弱が明確に分かれています。

新聞やネットで◎◯▲△☆と並んでいるのを見ても、意味を理解していないと判断材料として活かしにくいものの、印の本質を知れば馬券の組み立てが格段に進めやすくなるといえます。

本命を示す◎から、対抗の◯、さらに穴として面白い▲や☆まで、予想家がどの馬にどの程度期待しているのかが一目で判断できるのが特徴です。

印の付け方には予想家ごとの狙い方や重視ファクターが反映されるため、記号の意味を正しく読み解くことで、馬の評価だけでなく予想家の意図まで掴みやすくなります。

ここからは◎から☆まで、それぞれの印がどんな意味を持ち、どのように見れば馬券に活かせるのか丁寧に解説していきます。

競馬予想印「◎」の意味と見方

「◎」は競馬予想の中で最も強い評価を示す印で、予想家がそのレースで最も信頼している馬を表しています。

勝つ確率が高いと判断された場合に付けられることが多く、馬券では“軸”として扱われるケースが一般的です。

本命馬に◎が付く背景には、近走成績、馬場適性、調教内容、枠順、展開の読みなど多くの要素が総合的に含まれています。

つまり、ただの人気順ではなく、予想家の分析が凝縮された評価と見ることができるでしょう。

ただし、すべてのレースで◎の馬が安定して走るわけではありません。

能力差が小さいレースや、多頭数で展開が読みづらい条件では、◎の信頼度が大きく揺れることもあります。

そのため、◎が付いている馬が“なぜ本命なのか”という理由を、成績やコース適性と照らし合わせて確認すると予想精度がより安定しやすくなります。

馬券を組む際には、この◎を軸に相手をどう選ぶかがポイントになり、予想印の中でも最も重視される存在といえるでしょう。

競馬予想印「◯」の意味と見方

「◯」は対抗を示す印で、◎に次いで評価が高い馬を表しています。

能力や近走の内容は十分評価されており、展開や位置取り次第では本命を逆転する可能性もある存在といえます。

対抗が選ばれる背景には、

  1. 安定した成績を残している
  2. コース相性が良い
  3. 枠順や展開がハマりやすい

など、プラス材料が複数そろっているケースが多い印象があります。

馬券での扱いとしては、◎と◯の組み合わせが王道で、馬連・ワイドの軸に使われやすい立ち位置になっています。

本命よりもオッズがやや甘くなることもあり、妙味を拾えるポイントにもなるでしょう。

ただし、◯の信頼度は予想家によって差が出やすく、紙によっては“ほぼ同格の本命扱い”、反対に“強めの二番手評価”として付けている場合もあります。

そのため、◎との評価差や、他の印とのバランスを合わせて読むことで、より正確に意図がつかみやすくなります。

競馬予想印「△」の意味と見方

「△」は連下を示す印で、3着以内に入る可能性があると判断された馬につけられています。

本命・対抗ほどの強い信頼までは届かないものの、展開や位置取りひとつで上位に食い込む力を持っていると考えられている評価といえるでしょう。

△が付く馬には、

  1. 近走に好走歴がある
  2. コース適性が高い
  3. 距離変更でプラスになる
  4. 展開の利が見込める

など、明確なプラス要素が存在するケースが多い印象があります。

ただし、勝ち切るまではイメージしづらく、安定感に欠けるタイプがここに入りやすい傾向です。

馬券では三連複や三連単の相手として重要な位置を占めており、△の扱い次第で点数と回収率が大きく変わってきます。

複数頭に△が付くことも多いため、予想家がどの馬を“押さえたいと思ったのか”を比較しながら取捨選択すると、より精度の高い馬券構築につながるはずです。

競馬予想印「▲」の意味と見方

「▲」は単穴を示す印で、本命や対抗ほどの安定感はないものの、展開ひとつで上位争いに食い込む可能性を秘めた馬につけられています。

人気とのギャップが出やすく、予想家の狙いどころが強く反映される印といえるでしょう。

▲が付く馬は、

  1. 前走内容に“負けて強し”の気配がある
  2. 展開が向けば一発が期待できる
  3. コース替わりでパフォーマンスを上げやすい
  4. 調教が良く気配が上向き

といった条件を満たすことが多い印象があります。

勝ち負けまで届くポテンシャルがあると判断されている反面、レースの流れに左右されやすい点が△との違いといえます。

馬券では、三連系で“押さえではなく狙い”として扱われるポジションです。

特に◎・◯との絡みよりも、▲を絡めることでオッズが跳ねやすく、回収率の底上げに貢献しやすい存在になります。

人気の盲点に入りやすいタイプが集中するため、◎や◯だけでは拾えない“波乱の起点”を探す際に注目すべき印といえるでしょう。

競馬予想印「☓」の意味と見方

「☓」は“消し”として扱われる印で、予想家が馬券的な期待値を低いと判断した際につけられる記号です。

能力面・展開面・近走内容のいずれかに不安材料があり、積極的に買う必要がないと見られた馬がここに分類されるといえます。

ただし、☓が付いたからといって絶対に来ないという意味ではありません。

あくまで予想家が馬券構築の優先度を下げているだけで、レースの流れや馬場が急変すれば着順が大きく入れ替わることもあります。

☓が選ばれる背景としては、

  1. 距離やコース替わりがマイナス
  2. 近走の内容に上昇気配が薄い
  3. 強い相手に揉まれると脆さが出やすい
  4. 展開の恩恵を受けにくい

といった材料が重なっているケースが多い印象があります。

馬券では、人気馬に☓が付いている場面が特に注目です。

予想家が嫌っている人気馬はオッズを歪ませる要因になりやすく、馬券の組み立てにおいては逆にチャンスへ変わることもあります。

☓は単に切り捨てるための印ではなく、レース全体のバランスや穴馬探しのサインとして活用できる記号といえるでしょう。

競馬予想印「☆」の意味と見方

「☆」は“注目馬”や穴候補として扱われる印で、予想家が独自の視点で推したい一頭につけられています。

本命・対抗のように勝ち負けを強く意識した評価ではなく、オッズとのバランスを考えた“妙味重視”のポジションといえるでしょう。

☆が付く馬には、

  1. 前走の内容に隠れた好材料がある
  2. 展開ひとつで激走が見込める
  3. 人気ほど評価を落とす必要がない
  4. 調教や馬体の気配が上向き

など、表面では分かりにくいプラス材料が潜んでいるケースが多い印象があります。

予想家によっては「この馬は人気ほど弱くない」「条件替わりなら面白い」といった意図を込めて☆を付けることもあり、印の中でもとくに個性が出る記号といえるでしょう。

馬券では、三連系の穴として狙う際に非常に重要な存在です。

△よりもリスクは大きいものの、ハマった時のリターンが大きいため、フォーメーションに組み込むことで回収率を底上げしやすいポジションになります。

過小評価されがちなタイプが多く、予想家の着眼点を読み取ることで思わぬ激走を拾うきっかけにつながる印となっています。

予想印を実際の馬券に使うコツ

競馬予想印を上手く使うコツ

予想印を理解していても、馬券の買い方に上手く落とし込めなければ実戦で活かしづらいものです。

◎や◯の位置づけ、△や▲とのバランスを踏まえることで、無駄を抑えながら効率よく馬券を組み立てられるようになります。

まず大切なのは、印を“そのまま信じる”のではなく、馬券構成の指針として使う意識です。

印の強弱は予想家ごとにクセがあり、◎が堅いレースもあれば、△や☆の評価が意外と走るレースもあります。

そのため、印の意味を理解したうえで、自分なりの買い方と組み合わせることで、安定感と回収率のバランスが取りやすくなるといえます。

ここからは、◎◯▲△を中心に、実際の馬券でどう活かすのかを具体的な買い方に落とし込んで解説していくので、予想の参考にしてみてください。

◎から馬連流し

もっともシンプルで初心者にも扱いやすい買い方が、◎を軸に相手へ馬連で流す方法です。

本命が堅いと判断されるレースでは特に有効で、相手の選択肢を絞れば点数を抑えやすい形といえます。

馬連流しで意識したいのは、◯や▲だけでなく、△の中にも相手候補として十分な材料を持つ馬が潜んでいる点です。

◎と相手の関係性を確認しながら、展開や馬場の傾向と照らし合わせることで精度が上がってきます。

回収率より的中率を重視したい時に相性の良い買い方でしょう。

◎◯のワイド

ワイドは“1〜3着に2頭とも入れ的中という、馬券の中でも比較的当てやすい買い目といえます。

◎と◯は評価が近く、堅実に走る可能性が高いため、ワイドとの相性がとても良い組み合わせになっています。

とくに、人気が偏らずオッズのバランスが取れたレースでは、◎◯ワイドで無駄なく利益を狙いやすい点が魅力です。

ただし、両馬が先行タイプなのか差しタイプなのかなど、脚質の組み合わせを確認しておくとヒモ抜けを防ぎやすくなります。

安定した回収を目指す時に有効な選択肢といえるでしょう。

◎▲△の3連複フォーメーション

三連複は3頭が3着以内に入れば的中する馬券で、点数を調整することで回収率と安定感を両立しやすい買い方です。

この時、◎を頭に置き、相手として▲と△を組み合わせるフォーメーションは、程よくリスクを抑えながら妙味のある組み方といえます。

▲は一発が期待できる穴寄りの評価、△は押さえとして優秀な評価という性質があるため、両方を絡めることで人気馬+穴馬のバランスが取れやすい構成となっています。

人気の盲点になる馬を拾えるため、的中した時のリターンも大きくなりやすいのが特徴です。

三連系で無駄打ちを増やしたくない時や、印の分布にメリハリがあるレースで特に力を発揮します。

予想印の信頼度は高い?低い?

競馬予想印の信頼度は、レースの条件や予想家の方針によって大きく変わってきます。

新聞やネットに並ぶ◎や◯は、膨大なデータや経験をもとに付けられていますが、常に結果と一致するわけではありません。

そのため、「印は頼りになる場面」と「印だけを信じると危うい場面」を見分けることが重要といえます。

信頼度が高くなりやすいのは、能力差が明確なレースや、出走馬の傾向が安定している条件です。

実績のある馬が素直に力を発揮しやすいため、◎や◯の精度が上がる傾向があります。

複数の予想家が同じ馬に本命を付けているケースも、信頼度が高まりやすいサインです。

一方で、荒れやすい条件や展開が読みづらいレースになると、印の信頼度は下がる傾向があります。

とくに多頭数の差し競馬や、天候・馬場が急変した際は、予想印と実際の結果が大きくズレることも珍しくありません。

また、予想家ごとに「印の付け方のクセ」が強く、攻めた本命を打つタイプや、堅実に印を並べるタイプなど幅があるため、印を見るだけでは予想家の意図を読み切れない場合もあります。

予想印は“当たる・外れる”を判断するものではなく、各馬の評価を把握するための指標です。

信頼度を過度に期待しすぎず、展開・馬場・指数と合わせて読むことで、予想の精度は自然と高まりやすくなるでしょう。

まとめ

競馬予想印は、予想家が膨大な情報を整理し、各馬の評価を簡潔に示すための指標です。

◎や◯は信頼度の高い馬を示し、▲や☆は一発の魅力を秘めた穴要素を表しています。

印の意味を理解するだけで、新聞やネット予想が格段に読みやすくなり、馬券の組み立てにも活かしやすくなるでしょう。

ただし、予想印そのものが結果を保証するわけではありません。

レースの条件や馬場、展開によって信頼度は大きく変わるため、印を“参考にしながら自分の軸を持つ”意識が重要といえます。

◎の信頼度、△の押さえ、▲や☆の妙味といったバランスを理解すれば、買い方の幅が広がり、的中はもちろん回収率の向上につながるはずです。

予想印を上手に読み解き、自分のスタイルに合う馬券へ落とし込むことで、競馬の楽しみ方はさらに深まっていくでしょう。

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運営者 KeibaWithの監修者「勝川和馬」

かちかわ かずま

勝川 和馬

KeibaWith運営責任者

競馬予想サイトの検証を始め20年が経過。優良な競馬予想サイトを徹底分析し、競馬で勝ったお金で家と車を購入。これまで培ったノウハウをKeibaWithを見にきて頂いた皆様にお届けしたいと考えています。