三連複フォーメーション最強の買い方|点数別7パターンを徹底比較
「三連複が全く当たらない」
「三連複で的中しても配当が低くてトリガミになる」
そんな経験を繰り返していませんか?
私は20年以上、競馬予想の検証と馬券の実践を続けてきましたが、その中で確信していることがあります。それは、三連複で安定して収支を得たいなら、フォーメーションが最もバランスに優れた買い方であるということ。
この記事では、三連複フォーメーションの最強の買い方を、点数別で見た7パターンと共に解説します。
レースの性質と予算に応じて最適なパターンを選んだ上で、あなたの予想スタイルに合った組み方を探してみてください。
- かちかわ かずま
- 勝川 和馬
- keibawith運営責任者
競馬予想サイトの検証を始め20年が経過。優良な競馬予想サイトを徹底分析し、競馬で勝ったお金で家と車を購入。これまで培ったノウハウをKeibaWithを見にきて頂いた皆様にお届けしたいと考えています。
もくじ
三連複フォーメーションとは?流し・ボックスとの違いから理解する
三連複フォーメーションとは、1列目・2列目・3列目にそれぞれ複数頭を指定し、各列から1頭ずつ入った全組み合わせを一括購入できる買い方です。
流しとボックスの中間に位置し、点数と的中率のバランスに最も優れた手法と言えます。
三連複の買い方にはボックス・流し・フォーメーションの3種類がありますが、それぞれの特性を理解しないまま選んでいる方が多い印象を受けます。まずここを整理してから、最強パターンの話に入りましょう。
三連複フォーメーションの仕組みと基本ルール
三連複は、1着・2着・3着を順不同で当てる馬券です。
フォーメーションでは「1着グループ」「2着グループ」「3着グループ」にそれぞれ候補馬を指定します。的中の条件は「各列から1頭ずつ3着以内に入ること」。
例えば次のように指定したとします。
- 1列目:⑤⑦(2頭)
- 2列目:②⑤⑦⑨(4頭)
- 3列目:①②③⑤⑦⑨⑩(7頭)
⑤と⑦は複数列にまたがっています。こうした重複分は自動で除かれ、実際の買い目は19点になります。三連複に着順指定はないため、指定した3頭が1着〜3着を独占すればどの順番でも的中です。
ボックス・流し・フォーメーションの違い一覧【比較表つき】
三連複におけるボックス・流し・フォーメーションの違いが一目でわかるよう、テーブルでまとめてみました。
| 買い方 | 特徴 | 点数の目安 | 向いているレース |
|---|---|---|---|
| ボックス | 全通りを均等に購入 無駄が出やすい |
5頭→10点 6頭→20点 |
混戦で序列が読めないレース |
| 流し(1頭軸) | 軸1頭を決めて残りに流す | 5頭相手→10点 | 軸馬が1頭だけ明確なレース |
| 流し(2頭軸) | 軸2頭を固定して残りに流す | 5頭相手→5点 | 信頼できる軸が2頭いるレース |
| フォーメーション | 3列それぞれに候補馬を指定 | 設定次第で自由 | 候補馬に序列があるレース |
ボックスは「とにかく全部買う」発想です。7頭ボックスなら35点で3,500円の投資。的中しても35倍以上の配当が出なければプラスにならず、回収のハードルが高くなります。
フォーメーションは「候補馬を3グループに分ける」発想。強・中・弱の序列がつけられるレースでは、無駄な組み合わせを省きながら的中範囲を広く保てます。
フォーメーションが「最強」と呼ばれる3つの理由
ここでは、三連複におけるフォーメーション買いがなぜ「最強」と呼ばれているかを、3つの理由にわけて解説します。
理由①:買い目に序列を反映できる
ボックスは「選んだ馬全員が同じ信頼度」という前提で買います。
しかし、実際には「絶対来る馬」「来そうな馬」「万一来るかもしれない馬」の3段階があるはずです。
フォーメーションはこの序列を買い目の設計に直接反映できます。
理由②:穴馬を1列目に混ぜて高配当を同時に狙える
1列目に人気馬と穴馬候補を1頭ずつ入れると、「堅い配当」と「穴絡みの高配当」を同時に設計できます。
流し買いでは1頭軸か2頭軸しか選べないため、この柔軟性はフォーメーション特有の強みです。
理由③:点数と的中率のバランスが最も取りやすい
点数を増やすほど的中しやすくなる一方、回収のハードルも上がる。この構造上のジレンマを最も賢く解消できるのがフォーメーションです。
実際、私も20年間の検証を通じて、このバランスに優れた手法以外の買い方を見つけられていません。
三連複フォーメーション最強パターン7選【点数・特徴を完全比較】
「三連複の最強フォーメーションは2-4-7一択!」と言い切る記事も多いですが、それは汎用性の話。
実際、予算やレース傾向によって最適解は変わります。
ここでは、三連複フォーメーションの買い方を7パターンに分け、点数・特徴・向いているレース別に整理し、自分の状況に合った選び方を解説します。
最多推奨「2-4-7」(19点)が最強とされる理由
競馬メディアの大多数が「三連複の最強フォーメーションは2-4-7」と推奨していますが、これには明確な根拠があります。
- 的中率が高い:1列目に2頭入れるため、軸1頭がずれても対応できる
- 点数が適切:19点(1,900円)は多すぎず少なすぎない投資額
- 高配当も狙える:1列目に穴馬候補を1頭混ぜれば万馬券クラスの配当も視野に入る
私が2-4-7を基本パターンとして使い始めたのは、検証データを積んで3年ほど経った頃。
それまでは「1-3-6で手堅く」という方針だったのですが、ヒモが飛ぶたびに悔しい思いをしていました。それが、1列目を2頭にしただけで的中率が高くなり、悔しさもかなり減りました。
【組み方の基本】
| 列 | 頭数 | 指定する馬の性質 |
|---|---|---|
| 1列目 | 2頭 | 人気馬1頭+穴馬候補1頭 |
| 2列目 | 4頭 | 1着〜2着候補の有力馬 |
| 3列目 | 7頭 | 人気馬から穴馬まで幅広く |
1列目に穴馬を入れることで、人気決着の堅い配当と穴絡みの高配当を同時に設計できます。これが2-4-7の本質的な強みです。
予算1,000円で戦える「1-6-6」と「2-3-6」(各10点)
「1,000円(10点)の予算でフォーメーションを組みたい」という場合、最もおすすめの2パターンがあります。
1-6-6(10点):軸1頭が鉄板のときの最強構成
1列目を1頭に絞り、2列目・3列目に6頭ずつ広げる形。軸馬の信頼度が非常に高いレースで効果を発揮します。
10点に収まるため、万馬券が出たときのリターンが大きく、回収効率が最高クラスです。
2-3-6(10点):本命決着が濃厚なレースに最適
1列目に2頭、2列目に3頭、3列目に6頭。こちらも10点になります。
1-6-6より軸の信頼度を分散させているため、「どちらが本命かはっきりしない」2頭軸のレースに向いています。
軸が1頭か2頭か迷うときの判断基準は「どちらかを外したら諦められるか」。外せないなら2-3-6です。
的中率を取るなら「1-3-6」(12点)・回収率を取るなら「2-4-8」(24点)
的中率、回収率で使い分けたいという場合は、次の2パターンの買い方がオススメです。
1-3-6(12点):的中率重視の堅い構成
1頭軸を1列目に立てて2列目に3頭、3列目に6頭。点数は12点(1,200円)になります。
軸1頭に「まず来る」と確信できるレースでは、的中の安定感は7パターン中でも上位。ただし配当は低くなりがちなので注意が必要です。
3列目には4番人気以下を1〜2頭必ず入れ、トリガミを防ぐことが大切です。
2-4-8(24点):回収率を重視した広め構成
1列目に2頭、2列目に4頭、3列目に8頭で24点(2,400円)。
中穴〜荒れ傾向のレースで使うと、点数が増えた分だけ配当の取りこぼしを防げます。
「高配当を逃さない」ことを優先したいときに向いています。
荒れレース専用「1-2-12」(10点)の高配当狙い戦略
1-2-12はやや異色の構成。
1列目に1頭、2列目に2頭、3列目に12頭。点数は10点(1,000円)に収まります。フルゲート(18頭立て)のレースで使うと、3列目に12頭並べることで半数以上をカバーできます。
「軸馬は鉄板だが3着が誰でもいい」という設計で、万馬券が期待できる多頭数の重賞やハンデ戦に絞って使うと効果的。
ただし、3列目を人気馬だけで固めるのは厳禁です。低配当にしかならない組み合わせが大半になります。
7パターン比較早見表【点数・向いているレース一覧】
これまでにご紹介した7パターンの中で、どれが自分に最適な買い方かがわかりやすいように比較表にしてまとめてみました。
| フォーメーション | 点数 | 主な特徴 | 向いているレース |
|---|---|---|---|
| 1-3-6 | 12点 | 的中率重視・手堅い | 本命馬が1頭明確なレース |
| 2-3-6 | 10点 | 的中率重視・予算節約 | 本命決着が濃厚なレース |
| 2-4-7 | 19点 | バランス最強・最多推奨 | ほぼ全レースに対応 |
| 2-4-8 | 24点 | 回収率重視・やや広め | 中穴〜荒れが読めるレース |
| 2-3-8 | 24点 | 軸固定・ヒモ広め | 軸は信頼・ヒモが読みにくいレース |
| 1-6-6 | 10点 | 予算1,000円・鉄板軸型 | 軸1頭に絶対の信頼があるレース |
| 1-2-12 | 10点 | 高配当専用・荒れ狙い | 多頭数の荒れが見込めるレース |
「どのフォーメーションにするか」に迷ったときは、まずレースが堅いか荒れそうかを判断し、次に予算から点数を絞り込む。この2ステップで迷いが大幅に減ります。
買い方の設計と同じくらい大切なのが予想の精度。いくら点数を最適化しても、そもそもの軸馬選びが外れ続ければ収支は改善しません。
予想精度を上げる近道のひとつとして挙げられるのは、信頼できる予想情報を持つことです。どのサイトが本当に使えるかを知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
三連複フォーメーションで勝負するなら競馬予想サイトがオススメ
三連複フォーメーションの最強パターンについて解説してきましたが、実践で結果を残せるまでは資金面で不安に感じる方も多いはずです。
そこで参考にして頂きたいのが競馬予想サイト。
KeibaWithではこれまでに数百を超える競馬予想サイトを検証してきましたが、当たるサイトもあれば当たらないサイトもあります。KeibaWithでは、下記に当てはまるサイトのみを『優良』としています。
- 数カ月以上の検証を経て一定以上のプラス収支を記録
- 無料予想・有料予想共に勝率5割以上
- 1か月のトータル収支が一度もマイナス域に達していないこと
これらの条件をクリアしたサイトであるのに加え、3連複で予想を提供している競馬予想サイトを並べてみました。
無料予想でコツコツ稼ぐも良し、有料予想で一攫千金を狙うも良し。ご自身に合った予想を試してみてください。
| サイト名 | 総合評価 | 的中率 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| \勝川おすすめ!/ えーあいNEO |
5.0 | 81.7% | 552.1% |
| うまジェネ | 4.9 | 88.9% | 934% |
| うま遊勝 | 4.9 | 88.7% | 239.4% |
| 競馬ジャックポット | 4.8 | 60% | 212% |
| カチウマの定理 | 4.7 | 81.6% | 797.8% |
| 競馬レッドライナー | 4.7 | 76.2% | 247.9% |
| 競馬リベンジャーズ | 4.4 | 77.2% | 315.5% |
三連複フォーメーションで勝率を上げる軸馬の選び方
軸馬の選定が、三連複フォーメーション全体の核心です。
「3列目をどう広げるか」より「1列目・2列目に誰を入れるか」の方が最終的な収支を大きく左右します。軸さえ正確なら、3列目はある程度広げれば自然に当たります。
私の経験でも、1列目・2列目の選定に予想時間の7割以上を費やすようになってから回収率の波が明らかに小さくなりました。軸が当たれば後は機械的に処理できる。これが正直な感覚です。
1列目(最軸):信頼度90%以上の馬を見極める基準
1列目に入れるのは「3着以内にほぼ確実に来る馬」です。「来ると思う」ではなく「来なかったら仕方ない」と言い切れる馬だけを指定してください。
見極める基準は以下の3点。
- クラス適正:今回の距離・コース・馬場で安定して上位に来ているか
- 近走の内容:着順だけでなく、負けた理由が今回も当てはまるかどうか
- オッズの水準:1.5〜4倍台のオッズは市場の信頼を反映している(過信は禁物)
1列目に穴馬候補を混ぜる場合も「根拠のある穴馬」が条件です。
「なんとなく来そう」だけで入れると、点数だけが増えて配当も低い最悪の結果になります。
2列目(対抗):人気馬+穴馬1頭の黄金比が鉄則
2列目は「1着〜2着候補として有力な馬」のグループ。4〜5頭を目安に選びます。
ここで意識してほしいのが「人気馬だけで固めない」こと。2列目を全て人気馬にすると、全体が人気上位の組み合わせに偏り配当が低くなります。少なくとも1頭は「人気はないが今回の条件に合っている馬」を入れることで、配当に深みが生まれます。
私が三連複フォーメーション2-4-7を組むとき、2列目の4頭のうち1頭を「4番人気以下で前走の内容が良かった馬」に設定するようにしています。この1頭が入っているかどうかで、的中時の配当が倍以上変わることも珍しくありません。
3列目(ヒモ):人気のバラけ方が配当を左右する
3列目は「穴馬含めて幅広く」が基本です。人気馬だけで埋めると、人気通りの決着が続いたとき配当が極端に低くなります。
意識すべきは「人気のバランス」。
目安となるバランスはこちらです。
- 1〜3番人気:1〜2頭
- 4〜7番人気:2〜3頭
- 8番人気以下:2〜3頭
このバランスで7〜8頭を選ぶと、堅い決着でも一定の配当が確保でき、穴が来たときに高配当を拾えます。
「どの列も人気がバラけている」状態が、フォーメーション全体の配当設計として理想的です。
三連複フォーメーションが最強に機能するレースの選び方
フォーメーションはどんなレースでも最強ではありません。候補馬に「強・中・弱」の3段階の序列がつけられるレースで最も効果を発揮します。逆に、混戦や完全な本命一辺倒には向かない局面も。
「どのフォーメーションを使うか」の前に、「このレースにフォーメーションを使うべきか」を判断する習慣が大切です。これが抜けていると、どんなに組み方を工夫しても収支は安定しません。
ここでは、三連複のフォーメーションの予想を最大限に活かすためのレース選びについて解説します。
フォーメーション向きのレース3つの条件
まずは、三連複フォーメーションに向いているレースの条件について学んでいきましょう。
条件①:実力上位が1〜2頭はっきりしている
「この馬は来る」と言い切れる馬が1〜2頭いると、1列目・2列目の軸が固めやすくなります。
G1重賞でも断然人気の馬が存在するレースはフォーメーション向き。
軸が明確なほど、フォーメーションの点数削減効果が最大化されます。
条件②:候補馬に序列がある(完全な混戦ではない)
全馬の力が拮抗した混戦レースは序列がつけにくく、フォーメーションよりボックスが向いています。
逆に「強・中・弱の3グループに分けられる」レースはフォーメーション向き。強みが最大限に活きるはずです。
条件③:多頭数のレース(目安は12頭以上)
頭数が多いほど3列目を広げる意味が出てきます。
8頭以下の少頭数レースではボックスとの点数差が縮まり、フォーメーションの優位性が低下します。
ボックス・流しに切り替えるべきレースの見極め方
次のようなレースではフォーメーション以外を検討してください。
- 全馬の力が拮抗した混戦:ボックスで全通りを網羅する方が的中率が安定する
- 8頭以下の少頭数:選択肢が少なく、ボックスとの差が出にくい
- 軸馬に自信が持てないレース:1列目・2列目に確信が持てない場合、軸1頭流しかボックスへの切り替えが賢明
「このレースは何で買うか」を先に決めてから馬を選ぶ。この順番を変えるだけで、無駄な買い目が大幅に減ります。
これは20年の経験から得た、最もシンプルで実践的な教訓です。
的中率・回収率を底上げする三連複フォーメーションの実践テクニック
三連複フォーメーションで収支を安定させるには、点数管理と3列目の組み方が鍵です。
「当たることは多いのに増えない」という状態は、ほぼ確実にこの2つのどちらかに問題があります。
購入点数は15〜30点が回収率安定ゾーン
データで見ると、三連複フォーメーションの回収率が安定しやすいのは15〜30点の範囲です。
(2019年〜2024年の中央競馬・300レースを集計した結果)
| 点数帯 | 特徴 | 備考 |
|---|---|---|
| 10点以下 | 投資額は低いが的中率も低め | 軸に絶対の自信があるときのみ |
| 15〜30点 | 回収率が最も安定しやすい | 標準はこの範囲 |
| 30点超 | 的中率は上がるが回収ハードルも上昇 | 高配当レース限定なら有効 |
この範囲より少なすぎると的中の網が狭くなり、多すぎると回収に必要な配当のハードルが上がります。2-4-7の19点がここに収まることは、数字の面からも裏付けられています。
トリガミを防ぐ3列目の人気バランスの作り方
トリガミとは「的中したのに投資額より払い戻しが少ない状態」のことです。
例えば10点買い(1,000円投資)で的中しても払い戻しが300円なら700円の損失。当たっているのに赤字になります。
三連複で最もトリガミが発生しやすいのは人気馬ばかりで組み合わせが固まったとき。1〜3番人気の3頭で決着した場合、三連複の配当は100〜200円台になることもあります。
これを防ぐために、3列目には4番人気以下の馬を複数頭必ず入れるようにしてください。その馬が来なくても「高配当を拾うための保険」として機能します。
予算別おすすめフォーメーション早見表(500円〜5,000円)
三連複フォーメーションで勝負する際のオススメの買い方について、予算別にまとめてみました。
| 予算 | 点数目安 | 推奨フォーメーション | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 500円 | 5点 | 1-2-5 or 2-2-4 | 軸への高い確信が必要 |
| 1,000円 | 10点 | 2-3-6 or 1-6-6 | バランス型の最小構成 |
| 2,000円 | 19〜20点 | 2-4-7 | 最もおすすめ |
| 3,000円 | 24〜30点 | 2-4-8 or 2-5-8 | やや広め・穴馬狙いに |
| 5,000円 | 40〜50点 | 3-6-10 | 荒れレースでの広め構成 |
予算が少ないほど軸馬への信頼度を上げる必要があります。逆に予算に余裕があるほど3列目を広げてリスクを分散できます。
この早見表を手元に置いておくと、レース前の判断がスムーズになります。
三連複フォーメーションの注意点と失敗パターン
三連複フォーメーションには明確な弱点があり、構造を理解しないまま使うと「候補馬は全員来たのに外れた」という事態が起きます。
ここでは、よくある失敗パターンを3つ解説します。
軸馬が飛んだら全額ハズレになる「最大の弱点」
1列目に指定した馬が4着以下に沈んだ場合、残りの組み合わせが的中条件を満たしていても馬券はハズレになります。これがフォーメーション最大の弱点です。
点数が多い分、軸が飛んだときのダメージは流しより大きくなります。だからこそ、1列目に「確実性の低い馬」を入れてはいけません。
私が1列目の馬を選ぶときは「この馬が来なかったら諦める」と覚悟を決めた上で指定します。半信半疑の馬は2列目か3列目に入れる。
このルールを守るだけで、軸が飛んだときのダメージが心理的にも金銭的にも抑えられます。
同列に2頭入っても不的中になる構造上の落とし穴
これは見落とされやすい落とし穴です。具体例で確認しましょう。
- 1列目:⑤⑦
- 2列目:②⑤⑦⑨
- 3列目:①③⑤⑦⑨⑩⑫
レース結果が「⑤⑦②の着順不同」だった場合、一見すると全馬が買い目に含まれています。
しかし、⑤と⑦は1列目に両方入っており、②は2列目にありますが3列目には入っていません。このため不的中になります。
フォーメーションを組むときは「1列目の2頭が1着・2着を占めたとき、残りの馬が3列目にいるか」を必ず確認してください。全馬が来ているのに外れる、という最も悔しい結果はこの見落としから生まれます。
人気馬だけで埋めるとトリガミが多発する理由
3列目を全て人気馬で埋めると、人気通りの決着が続いたとき配当が100円台になることがあります。
三連複の中央値は約4,630円であり、算術平均の約20,000〜24,000円とは大きく異なります(筆者が2019年〜2024年・中央競馬300レースを集計)。
つまり半数以上のレースで配当は5,000円以下。10点(1,000円)買いで的中しても、払い戻しが3,000円以下になるレースが半数近くあります。
「配当の設計」を意識しないと、的中してもトリガミが続く状況から抜け出せないのです。
知っておきたい三連複の統計データ【平均配当と中央値の違い】
三連複の平均配当は約20,000〜24,000円と言われますが、この数字を判断基準にすると誤った設計になります。
本当に参考にすべきは「中央値」。
ここでは、三連複の平均配当と、万馬券が出るレースの確率について解説します。
平均配当2万円・中央値4,630円の意味するもの
まずは数字で整理します。
三連複の平均配当は約20,000〜24,000円。しかし中央値(全レースを配当順に並べたときの真ん中の値)は約4,630円です(2019年〜2024年・中央競馬300レースを集計)。
この差が生まれる理由は「数レース分の超高額配当が平均値を大きく押し上げるから」。
100万円超えの配当が数本混じるだけで、算術平均は一気に跳ね上がります。
半数以上のレースは配当5,000円以下という現実が出発点。10点(1,000円)で5,000円の配当なら5倍のリターン。決して大きくはありません。だからこそ点数を増やしすぎず、軸馬の質を上げることが最も重要なのです。
万馬券が出るのは全レースの約30%
過去の集計データによると、三連複が万馬券(10,000円以上)になったレースは全体の約30〜31%です(筆者が2019年〜2024年・中央競馬300レースを集計)。
10レースに3回は万馬券が出ている計算。しかし裏を返せば、7割のレースは10,000円未満の配当で決着しているということです。この数字を知った上でフォーメーションを設計すると、「万馬券を夢見て点数を広げすぎる」という選択肢が自然に消えていきます。
4,000〜8,000円の中配当を着実に積み重ねる設計が、フォーメーションには最も合っています。
まとめ:三連複フォーメーション最強の買い方を実践しよう
この記事で解説した内容を最後に整理します。
三連複フォーメーションは、ボックスと流しの「いいとこ取り」ができる買い方です。候補馬に序列がつけられるレースで使うと、点数を抑えながら的中の網を広く保てます。
7パターンの中で最もバランスに優れているのは2-4-7(19点)ですが、「2-4-7さえ使えばいい」という話ではありません。予算が1,000円なら「2-3-6」か「1-6-6」、回収率を重視するなら「2-4-8」、荒れレース狙いなら「1-2-12」と使い分けることが、長期的な収支改善につながります。
軸馬の選定は予想時間の大半を使うべき作業。1列目は「来なかったら諦める」と言い切れる馬だけを入れてください。そして3列目には必ず人気薄を混ぜてトリガミを防ぐ。この2点を守るだけで、フォーメーションの精度は格段に上がります。
馬券で長く続けられる人に共通しているのは、買い方のルールを守る一貫性です。
今日解説したパターンと原則を自分のルールとして持ち続けることが、三連複フォーメーション攻略への第一歩になります。
よくある質問(FAQ)
最後に、三連複フォーメーションでよくある質問をまとめてみました。
Q1:三連複フォーメーションと流しはどちらが得ですか?
A:候補馬に序列があるレースではフォーメーションが有利です。
軸馬が1〜2頭だけ明確で残りが拮抗している場合は流しが向いています。
一方、「強・中・弱」の3グループに分けられる序列があるレースではフォーメーションの方が点数と的中率のバランスを最適化できます。
レースに合った買い方を選ぶ判断力が、長期的な収支に直結します。
Q2:2-4-7と2-3-6のどちらを選べばいいですか?
A:汎用性ならば2-4-7、予算1,000円以内なら2-3-6を選んでください。
2-3-6は10点(1,000円)に収まる最小構成。的中率を重視するレースや予算を抑えたい場面に向いています。
2-4-7は19点(1,900円)ですが、3列目が7頭と広いため、ヒモが読みにくいレースでも対応しやすいのが強みです。
Q3:フォーメーションで1,000円以内に抑える組み方は?
A:「2-3-6」か「1-6-6」が最もバランスよく収まります。
どちらも10点ちょうどで1,000円(各100円)での購入が可能。
軸が1頭鉄板なら1-6-6、2頭に分散させたいなら2-3-6を選んでください。
Q4:軸馬が2頭とも4着以下になった場合はどうなりますか?
A:全額ハズレになります。
1列目に指定した2頭がともに4着以下に沈んだ場合、どの組み合わせが来ても的中にはなりません。
軸馬の信頼度を高めることが、フォーメーションで安定した成績を出すための最重要課題です。
Q5:三連複フォーメーションはどのレースで使うのが最適ですか?
A:実力上位が1〜2頭いて、候補馬に序列がつけられる12頭以上のレースが最適です。
断然人気の馬がいる重賞や、実績馬が揃ったオープンクラスのレースが向いています。
反対に、全馬の力が拮抗した混戦や、8頭以下の少頭数レースでは他の買い方を検討してください。

















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