地方競馬でコツコツ稼ぐための完全ガイド

「地方競馬でコツコツ稼ぎたい」と考える方は少なくありません。
ですが、現実には多くの人が大穴狙いで資金を溶かしてしまい、「結局マイナスで終わる」というパターンに陥っています。
私自身、舟券の世界で長く予想を続けてきましたが、競馬においても “勝つことより負けないこと”が長期的にプラスを積み上げる最大の秘訣です。
特に地方競馬は中央競馬とは違った特徴を持ち、少額からでも安定的にプラス収支を積み上げやすい環境があります。
【この記事でわかること】
- 地方競馬でコツコツ稼ぐための基本ルール
- 複勝・ワイドを使った安定的な買い方戦略
- 絶対に避けたいNG行動とその改善策
- 騎手・脚質・馬場データの活用方法
- 実際に稼いでいる人の成功パターン
- 複勝派かワイド派か判断できるチェックリスト
- 勝ち続けるためのメンタルと習慣
- 年間収支のシミュレーション例
本記事では、これらについて詳しく解説します。
初心者はもちろん、これまで負け続けてきた人にとっても「もう一度チャレンジできる」実践的な内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください!
もくじ
地方競馬でコツコツ稼ぐのが重要な理由

ここでは、なぜ地方競馬はコツコツ稼ぐスタイルが正解なのかを解説します。
中央競馬との違いや、地方特有の傾向を理解することで、無駄な負けを避けて安定的に収支を積み上げるための土台を作ることができます。
中央競馬との違いを理解する
まずは中央競馬と地方競馬の根本的な違いを整理しましょう。
両者の主要な特徴を比較した表をご覧ください。
| 項目 | 中央競馬 | 地方競馬 |
|---|---|---|
| レース数 | 土日中心 | 平日も含め開催数が多い |
| 競走馬 | トップレベル、レベル差は小さい | 能力差が大きく、展開が読みやすい |
| コース | 東京・阪神など直線が長い | 小回りで直線が短いコースが多い |
| 騎手層 | 全国トップジョッキーが集結 | 地域ごとの騎手格差が大きい |
| 情報量 | 各種データ・予想が豊富 | 中央に比べ情報は少なめ |
この表から分かるように、地方競馬は「能力差がはっきり出やすい」「逃げや先行馬が有利」といった傾向が強く、展開の読みやすさが特徴。
情報が少ない点も、逆に言えばシンプルなルールを徹底できる人にとっては優位になります。
地方競馬は逃げ・先行馬が有利な舞台
地方競馬の最大の特徴は「小回りコース」「直線が短い」という条件です。
このため差し馬や追込馬が届きにくく、逃げや先行タイプがそのまま押し切るシーンが多く見られます。
具体的に数字で見てみると、ある地方競馬場では直近1年間のデータで逃げ馬の勝率が30%を超えるケースも。
これは中央競馬と比べても非常に高い水準です。
- 逃げ馬:勝率30%前後、連対率50%前後
- 先行馬:勝率15%前後、連対率35%前後
- 差し馬:勝率10%未満、連対率20%未満
このように、地方競馬では「逃げ・先行有利」が明確な傾向であり、コツコツ稼ぐためには展開読みで無理に穴を狙う必要はありません。
情報格差が小さい=堅実派にチャンス
中央競馬はデータ・予想記事・専門紙が豊富に存在するため、ライバルとの情報格差が小さく独自の優位性を作りにくい環境です。
一方で地方競馬は、情報が限られているからこそ「基本に忠実な戦略」が有効になります。
たとえば・・・
- 騎手・厩舎の組み合わせに注目する
- 過去数走の着順と展開をチェックする
- 逃げ脚質を持つ馬を優先して狙う
こうしたシンプルな判断だけで他の参加者に差をつけられるケースも少なくありません。
結果として、“情報量が少ない=再現性の高い戦略が通用する”のが地方競馬の魅力です。
地方競馬でコツコツ稼ぐための基本ルール

ここでは、地方競馬で安定してプラスを積み上げるために欠かせない「基本ルール」を整理します。
基本ルールを無視すると、どんなに買い方を工夫したとしても資金は減っていきます。
逆に言えば、このルールを徹底するだけで負けるリスクを大幅に抑えられるので、見落とし厳禁です。
資金管理|1日の投資上限を決める
地方競馬は開催数が多く、つい「あと1レースだけ…」と賭けすぎてしまうリスクがあります。
そこで重要なのが1日の投資上限を決めること。
以下は資金ごとの推奨管理例です。
| 手持ち資金 | 1日の投資上限 | 推奨レース数 | 1レースの平均投資額 |
|---|---|---|---|
| 30,000円 | 3,000円 | 3レース前後 | 1,000円 |
| 100,000円 | 10,000円 | 3〜5レース | 2,000円〜3,000円 |
| 300,000円 | 20,000円 | 5レース前後 | 4,000円 |
資金を守る=「継続できる環境を作る」ことです。
上限を超えて投資するのは、負けを取り返そうとする心理に飲まれている証拠なので要注意です。
買わない勇気|自信がないレースは見送る
「せっかく競馬場にいるのだから」「せっかくオッズがあるのだから」と、つい全レースに手を出したくなります。
しかし、コツコツ稼ぐためには“買わない勇気”が欠かせません。
チェックすべき判断基準としては、
- 展開が読みにくいレース(逃げ馬が多すぎる/展開が混戦)
- 1番人気が不安定で軸が定まらない
- 馬場状態が急変して傾向が掴めない
こうしたレースはスルーする方が、トータル収支ではプラスに働きます。
「見送った=勝ち」と捉える習慣を身につけましょう。
マイルールの例(雨の日回避・1日3レースまで)
人によって得意・不得意は違います。
そのため、必ず「自分専用のマイルール」を作ってください。
例として有効なマイルールは以下の通り。
- 雨の日は馬場が荒れるため参加しない
- 1日3レースまでと決める
- 連敗が続いたらその日は撤退する
- 本命に自信があるレースしか買わない
こうしたルールを守ることで、無駄な負けを避けられます。
特に雨天時は馬場適性の差が極端に出るため、初心者や安定志向の方は回避するのが無難です。
地方競馬でコツコツ稼ぐ具体的な買い方戦略

ここでは、実際にどんな買い方をすれば地方競馬でコツコツ稼げるのかを解説するとともに、初心者でも実践しやすく、再現性の高い方法に絞って紹介していきます。
特に 「複勝」「ワイド」「フォーメーション」 は、的中率と回収率のバランスが良く、安定収支を目指すのに適しているので、具体的な買い方を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
複勝をベースに少しずつ積み上げる

最もシンプルで堅実な買い方が「複勝」。
地方競馬は能力差が大きいため、人気馬が馬券圏内に絡む確率が高く、複勝で安定して的中させやすい環境です。
複勝のメリットとデメリットがこちら。
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 的中率 | 高い(50%以上を狙えるケースも) | 低配当になりやすい (払戻金額が低い) |
| 資金効率 | 大きく負けにくい | 大勝はしにくい |
| 難易度 | 初心者でもすぐ実践可能 | オッズ変動の影響を受けやすい |
複勝は「資金を守りながら少しずつ増やす」ための基盤です。
たとえ配当が低くても、複数レースを積み重ねることで収支が安定してきます。
ワイド流しで的中率と回収率のバランスを取る
「複勝だけでは物足りない」という方におすすめなのが「ワイド流し」。
1頭を軸にして2〜3頭へ流すことで、比較的高い的中率を保ちながら回収率も狙えます。
買い方の例がこちら。

- 軸馬:信頼できる1番人気
- 相手:逃げ馬+実績ある騎手の馬
これだけでも的中率は上がります。
とくに、地方競馬は騎手の力量差が大きく、軸馬と「腕のある騎手」を組み合わせるのが鉄板ともされています。
人気馬との付き合い方|過信せず適度に利用
「1番人気を買えば安全」という考えは危険です。
確かに馬券圏内に絡む確率は高いですが、オッズが極端に低い場合はリスクに見合わないケースがあります。
- 複勝1.0〜1.1倍→リスクが高すぎるため避ける
- 複勝1.5〜2.0倍→コツコツ派にとって最適ゾーン
- 複勝2.5倍以上→旨味はあるが精査が必要
このように「人気馬は利用するが、過信はしない」姿勢が大切です。
騎手・厩舎の成績を軸に堅実に狙う
地方競馬は騎手や厩舎の格差が顕著に出やすい舞台。
そのため「誰が乗っているか」「どの厩舎の管理馬か」を重視すると的中率が大幅に上がります。
- 騎手の直近30日成績(勝率・連対率)
- 同一厩舎の管理馬との相性
- 特定競馬場での得意不得意
例として「A騎手は◯◯競馬場の短距離で勝率30%以上」といった情報は、そのまま買い材料になります。
中央競馬よりも人の力量差が強く出る分、信頼できる騎手や厩舎を軸に据えることで安定感が増します。
本記事で紹介した買い方の戦略を実践する前に、予想の基本手順を押さえておくとさらに精度が高まります。
精度を高めて少しでもリスクなく稼ぎたい!という方は、地方競馬の予想の仕方もぜひ参考にしてみてください。
地方競馬でコツコツ稼ぐためのNG行動と改善策

ここでは、コツコツ稼ぐために「絶対にやってはいけない行動」とそれを回避するための改善策をまとめます。
負けを繰り返す人の多くは、このNG行動に陥っているケースがほとんどなので、自身に当てはまっている部分が無いかチェックしてみてください。
大穴狙いは資金を減らす最大の原因

地方競馬は能力差が大きく展開も読みやすいため、派手な大穴が決まりにくい環境です。
それにも関わらず「万馬券を一撃で当てたい」と思って3連単の大穴ばかりを狙うと、資金はすぐに尽きます。
大穴狙いが危険な理由がこちら。
- 的中率が極端に低い(数%程度)
- 的中まで資金が持たず撤退する可能性が高い
- 的中しても「回収率<投資額」になるケースが多い
改善策はシンプルで、まずは複勝やワイド中心に切り替えることです。
そうすることで、少額でも当たりを積み重ねることで「資金を減らさない」習慣が身につきます。
1番人気の複勝は意外とリスク大
「1番人気の複勝なら安全」と思い込むのは危険です。
確かに馬券圏内に入る確率は高いですが、オッズが1.0〜1.1倍ではリターンが小さすぎます。
実際に、1.1倍の複勝に1万円投資した場合の例をまとめてみました。
- 的中:+1,000円
- 不的中:−10,000円
的中率は高くても「リスクとリターンが釣り合わない」ことがわかります。
改善策は 「複勝1.5〜2.0倍ゾーンを狙う」 こと。
ここなら勝率とリターンのバランスが良く、安定した積み上げが可能です。
買い目点数が多すぎると資金効率が下がる

「当てたい」という気持ちが強すぎて、1レースで10点以上の買い目を買う人も少なくありません。
しかし、これでは的中してもトリガミ(払戻<投資)になり、収支はプラスになりにくいのが現状。
- ワイド流しで7〜8点購入
- 3連複BOXで10点以上購入
改善策は 「1レースにつき最大5点まで」 と決めることです。
点数を絞ることでオッズ妙味が残り、当たった時にきちんとリターンを得られるでしょう。
地方競馬でコツコツ稼ぐためのデータ活用法

ここでは「データをどう活用すればコツコツ稼ぐ精度を上げられるのか」を解説します。
地方競馬は小回りや直線の短さなど独自の特徴があるため、データを用いた分析は特に有効。
データを味方につけることで「感覚任せの予想」から一歩先に進めるはずです。
脚質データから勝ちやすいパターンを掴む
地方競馬では「逃げ・先行有利」がセオリーですが、実際にどの脚質が強いかは競馬場ごとに傾向が異なります。
そこで役立つのが脚質別の成績データ。
以下に、ある地方競馬場の直近1年における脚質別成績をまとめてみました。
| 脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 逃げ | 28.5% | 52.0% | 65.0% |
| 先行 | 16.2% | 35.7% | 48.1% |
| 差し | 9.8% | 20.5% | 30.4% |
| 追込 | 5.3% | 11.1% | 18.2% |
このデータから分かる通り、逃げ・先行タイプは安定して成績が良く、逆に追込馬は的中率が低い。
つまり「堅実に稼ぐなら逃げ・先行脚質を優先する」ことが鉄則と言えます。
騎手・調教師の連対率を重視する
地方競馬では騎手や調教師の力量差がはっきり出やすいため、成績データを参考にするだけで予想精度が一段と上がります。
成績データの中でもとくにチェックすべき指標はこちら。
- 騎手の直近30日間の勝率・連対率
- 特定競馬場や距離別の得意条件
- 調教師の管理馬成績(得意距離や開催ごとの好走率)
例えば「A騎手は◯◯競馬場1200mで連対率40%」という情報があれば、それだけで軸馬選びの大きな材料になります。
コツコツ稼ぐなら、人の力を数字で見極めることが欠かせません。
馬場状態(良・重・不良)の傾向を理解する
地方競馬は天候の影響を受けやすく、馬場状態によって結果が大きく変わります。
そのため「馬場別の傾向データ」を把握しておくことが収支の安定につながるとも言えます。
例として、馬場状態別の勝率傾向をまとめてみました。
| 馬場状態 | 逃げ馬勝率 | 差し馬勝率 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 良馬場 | 29% | 12% | 逃げ・先行有利 |
| 重馬場 | 37% | 19% | パワー型有利 |
| 不良馬場 | 39% | 21% | スタミナ型・外枠有利 |
このように馬場が悪化するほど「先行馬やパワー型の馬」が結果を出しやすい傾向があります。
逆に差し・追込は不利になりやすく、コツコツ稼ぐスタイルでは基本的に避けた方が安全です。
地方競馬でコツコツ稼ぐ人の実例と成功パターン

ここでは、KeibaWithに頂いた口コミの中から、実際に地方競馬で安定収支を実現している人の行動パターンを厳選してご紹介します。
実例を知ることで「どうすれば自分も同じように稼げるのか」が具体的にイメージできるようになるでしょう。
初心者が複勝メインで安定収支を実現した例

競馬歴半年のAさんは、最初は3連単を中心に馬券を購入していましたが、的中率が低く資金が減少。
そこで「複勝のみ」に戦略を切り替えました。
【実践ルール】
- 1日投資額:3,000円(1レース1,000円×3)
- 複勝オッズ1.5〜2.0倍を狙う
- 週2回の参戦(計6レース程度)
【収支イメージ(月間)】
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 投資総額 | 18,000円(3,000円×6日) |
| 的中率 | 約70%(12戦8勝想定) |
| 平均オッズ | 1.7倍 |
| 払戻総額 | 約20,400円 |
| 収支 | +2,400円 |
「月2,000〜3,000円のプラス」と聞くと少額に見えますが、年間換算すれば約3万円。
初心者でも「資金を減らさずに楽しめる」成功例といえます。
負け組から脱却したワイド中心の戦略

競馬歴5年のBさんは、以前は3連複やBOX買いで毎月マイナス。
そこで「ワイド軸1頭流し」にシフトしました。
【実践ルール】
- 軸馬:逃げ・先行で安定感のある1〜3番人気馬
- 相手:騎手成績上位馬+人気4〜6番の実力馬
- 1レースあたり3〜4点、1点500円ずつ
【収支イメージ(月間)】
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 投資総額 | 36,000円(3,000円×12日) |
| 的中率 | 約55%(24戦13勝想定) |
| 平均オッズ | 3.5倍 |
| 払戻総額 | 約45,500円 |
| 収支 | +9,500円 |
ワイドは的中率が高く、3倍以上のオッズが狙えるため「大きく負けにくく、プラス幅も確保できる」戦略です。
成功者に近づくための情報は、地方競馬で勝ってる人の特徴と買い方でも解説しています。
成功者に共通するパターン
AさんとBさんのような成功例には以下のような共通点があります。
- 狙うオッズ帯を決めている(複勝なら1.5〜2.0倍、ワイドなら2.5〜4.0倍)
- 買い目点数を絞っている(1レース最大5点まで)
- レースを厳選している(1日3レース以内)
- 的中率50〜70%を目標に設定している
つまり、「資金を一気に増やす」のではなく、勝率と回収率のバランスを意識して“資金を減らさないこと”に集中するのがコツです。
自分は複勝派?ワイド派?チェックリストで診断

自分は複勝とワイド、どちらが向いているのかを確かめるために質問表を作成しました。
✅️の数で自分がどちらのタイプなのかがひと目でわかるようになっているので、ぜひ活用してみてください。
| 質問 | YESなら複勝派 | YESならワイド派 |
|---|---|---|
| 的中率を最優先したい | ||
| 少額でもいいから資金を守りたい | ||
| 勝ちを積み重ねることに快感を覚える | ||
| 少しのリスクを取っても利益を伸ばしたい | ||
| レースをじっくり絞り込みたい | ||
| 週に複数日参加して安定収支を出したい | ||
| 的中したときにリターンをしっかり取りたい | ||
| 騎手や展開を分析するのが好き |
【診断の目安】
- ✅が複勝派に多く付いた人→資金を守ることを優先するタイプ。オッズ1.5〜2.0倍ゾーンを狙えば安定した小さなプラスを重ねられる。
- ✅がワイド派に多く付いた人→回収率アップも意識するタイプ。軸を決めて相手を流す戦略がハマりやすい。
地方競馬でコツコツ稼ぐための“メンタルと習慣”

これまでに紹介した買い方やルールを実践しても、心の持ち方や習慣が整っていなければ長期的にプラスを積み上げるのは難しいでしょう。
ここでは、コツコツ稼ぐ人に共通するメンタル面・習慣面を解説します。
欲に負けないためのメンタル管理術
地方競馬は開催数が多いため、「もう1レースだけ…」と欲が出やすいのが最大の落とし穴です。
欲に流されると資金管理ルールを破り、結果的に負けを膨らませてしまいます。
では、どのようにして欲を制御すればいいのか?
下記に欲に流されないための工夫をまとめてみました。
- 1日上限額を超えたらログアウト・アプリを閉じる
- 事前に「今日はこの3レース」と決め、他は一切見ない
- 的中後に追加で賭けたくなったら一旦休憩を挟む
特に的中後は「勢いで増やせる」と錯覚しがちなので、勝ったときほど冷静になることが大切です。
勝ちパターンを習慣化するコツ
稼げる人は、勝つたびに「なぜ勝てたか」を分析して習慣に落とし込んでいます。
逆に負ける人は「たまたま外れた」で終わらせるため、改善が進みません。
- 的中したレース→軸馬選びの根拠をメモする
- 不的中のレース→資金配分や展開読みを振り返る
- 毎週、成績を振り返って「自分の得意条件」を把握する
上記の行動を習慣化することで、「自分だけの勝ちパターン」を形成することができ、再現性の高い稼ぎ方につながります。
負けた日こそ冷静に撤退する勇気
誰でも不的中となる日はあります。
問題は「負けを取り返そう」と深追いすることです。
これが最も危険な行動であり、資金を一気に失う原因になります。
そのような事態を防ぐためにも、撤退ルールを設けることを推奨します。
- 連敗したらその日は終了
- 上限を使い切ったら必ず終了
- 精神的に焦りが出た時点で終了
「引く勇気こそ、長く稼ぎ続けるための最大の武器」。
負けを最小限に抑えることで、翌日のチャンスを活かせます。
地方競馬でコツコツ稼いだ場合の収支シミュレーション

ここでは、実際に「複勝派」と「ワイド派」がそれぞれコツコツ戦略を実践した場合、どの程度の収支になるのかをシミュレーションしてみます。
もちろん実際の結果はオッズや的中率により変動しますが、イメージを掴むことで現実的な期待値を理解できるでしょう。
1日3,000円投資を続けた場合
まずは「1日3,000円を使い、1レース1,000円ずつ3レースに投資」したケースを想定します。
例:複勝狙い(オッズ1.7倍想定、的中率70%)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 1日投資額 | 3,000円 |
| 月間投資額(週2回×4週=8日) | 24,000円 |
| 的中率 | 約70%(24戦17勝) |
| 払戻総額 | 約28,900円 |
| 収支 | +4,900円 |
複勝は大きな利益は見込みにくいですが、「資金を減らさず少しずつ積み上げる」 のに適しています。
複勝とワイドの回収率比較
次に「複勝派」と「ワイド派」で同条件(月3万円投資)を比較します。
【シミュレーション比較表】
| 買い方 | 投資総額 | 的中率 | 平均オッズ | 払戻総額 | 収支 |
|---|---|---|---|---|---|
| 複勝(軸1点) | 30,000円 | 70% | 1.7倍 | 約35,700円 | +5,700円 |
| ワイド(軸1頭流し3点) | 30,000円 | 55% | 3.5倍 | 約41,200円 | +11,200円 |
- 複勝派 → 堅実で安定感がある
- ワイド派 → 的中率は下がるが、回収率は高め
自分が「安定を重視するか」「回収率を狙うか」で選ぶのがポイントです。
月間・年間でどれくらいプラスになるのか
最後に、年間換算した場合のイメージを見てみましょう。
【年間収支イメージ】
| 買い方 | 月間収支 | 年間収支 |
|---|---|---|
| 複勝派 | +5,000円前後 | +60,000円 |
| ワイド派 | +10,000円前後 | +120,000円 |
もちろん実際には浮き沈みがありますが、「年間で数万円〜10万円以上のプラス」を積み重ねることは現実的に可能です。
地方競馬でコツコツ稼ぐためのポイントまとめ

地方競馬は「大穴狙いで一発勝負」ではなく、逃げ・先行有利という舞台特徴を活かしてコツコツ積み上げるスタイル が最も安定します。
本記事で紹介したルールや戦略を振り返ると、以下のように整理できます。
- 資金管理を徹底し、1日の投資上限を必ず守る
- 複勝やワイドを中心に「的中率重視の買い方」を選ぶ
- 1レースの買い目点数は最大5点までに絞る
- 騎手・脚質・馬場状態などデータを活用して予想する
- 自分専用のマイルールを設定して、感情に左右されない
- 勝ちパターンを習慣化し、負けた日は潔く撤退する
これらを実践すれば、初心者でも年間で数万円〜10万円以上のプラスを目指すことは十分可能です。
最後に強調したいのは、「勝つことより負けないこと」が最も重要だという点。
地方競馬は開催数が多く、感情に流されると簡単に資金を失ってしまいます。
だからこそ、シンプルなルールと冷静な習慣を徹底することが長期的な勝ち組への近道になるのです。
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