岐阜県笠松町にある笠松競馬場は、地方競馬ならではの特徴を残した伝統のある競馬場です。
コンパクトな小回りコースや短い直線、ファンとの距離が近い観戦環境などの様々な特徴があります。
中央競馬にはない迫力と臨場感が魅力で、ダートグレード競走がないことでも有名です。
歴史あるレースの舞台として名馬が数多くデビューし、競馬ファンにとって特別な存在の競馬場と言えます。
本記事では、そんな笠松競馬場の特徴だけでなく、レース・枠順の傾向や血統別の成績まで詳しくまとめています。
笠松競馬場ならではの特徴をカンペキに把握して、笠松の競馬予想に役立ててください。
もくじ
笠松競馬場の特徴
笠松競馬場は、地方競馬の中でも珍しくコースに高低差がある競馬場。
高低差は全体約1.92mと盛岡に次いでの起伏となっています。
バックストレートから最終コーナーにかけて緩やかな下り坂が続いているのが特徴です。
これにより、馬は自然に加速しやすく、差し馬にとっては仕掛けのタイミングを早めるチャンスとなります。
ただ、最終コーナーからゴールまでの直線はわずか201mしかありません。
差し馬が一気に加速して追い抜くには、前に出るための仕掛けるタイミングが重要です。
終盤に仕掛けのタイミングが遅いと届かず、早すぎると坂で失速する可能性があります。
そのため、基本的には小回りコースに対応できる立ち回りの上手い先行・逃げの脚質が有利。
差しなら短い直線で瞬発力を発揮できる馬が勝ちやすい傾向にあります。
800mコースの特徴
| スタート位置 | コーナー構造 |
|---|---|
| バックストレッチの2コーナー終点付近 | 右回り・2コーナー制 |
| 直線距離 | 高低差 |
| 約201m | 約1.92m |
| 有利な脚質 | 不利な脚質 |
| 逃げ・先行 | 差し・追い込み |
| 勝ち馬傾向 | 主な重賞 |
| 序盤から前へ行けるテンの速い先行馬 | 無 |
800mはバックストレッチ終点付近からのスタートで、コーナーワークを含む短距離戦。
差し・追い込みよりも逃げ・先行の脚質が圧倒的に有利となっています。
一瞬の加速力ではなく、スタートからコーナーまでの位置取りと勢いが重視されるコースです。
1400mコースの特徴
| スタート位置 | コーナー構造 |
|---|---|
| コーナー奥ポケット付近 | 4コーナー経由のワンターン |
| 直線距離 | 高低差 |
| 約201m | 約1.92m |
| 有利な脚質 | 不利な脚質 |
| 先行・差し | 後方待機の追い込み |
| 勝ち馬傾向 | 主な重賞 |
| スピードに長けた先行馬 | 無 |
1400mは小回りかつ直線が短いため、スタートから序盤で前の位置を取れるかがカギ。
逃げ馬や先行馬は序盤で主導権を握りやすく、そのままゴールまで押し切るケースが多いです。
差し馬はバックストレッチの下り坂を活かして勢いをつけても、直線が短いので届くかどうかは微妙なところ。
位置取りと仕掛けるタイミング次第では差し馬にもわずかにチャンスがあります。
1600mコースの特徴
| スタート位置 | コーナー構造 |
|---|---|
| 向正面(バックストレッチ)付近からの発走 | 右回り・4コーナー制 |
| 直線距離 | 高低差 |
| 約201m | 約1.92m |
| 有利な脚質 | 不利な脚質 |
| スピード持続力のある差し馬 | 後方待機→瞬発力型の追い込み |
| 勝ち馬傾向 | 主な重賞 |
| バックストレッチで加速できる馬 | 無 |
1,600mは序盤から中盤にかけての位置取り争いとペース配分が重要されるコース。
コーナーワークでロスなく走りながら前のポジションをキープできれば、先行・逃げが有利とされていますが・・・
距離が長くなる分、バックストレッチの下り坂で勢いをつけた差し馬にもチャンスが生まれ、直線に入る頃には前の馬に接近してくることも少なくありません。
800m・1,400mと違って、逃げ・先行だけでなく差し馬にも十分チャンスがあります。
1800mコースの特徴
| スタート位置 | コーナー構造 |
|---|---|
| 向正面のやや2コーナー寄りから発走 | 右回り・4コーナー制 |
| 直線距離 | 高低差 |
| 約201m | 約1.92m |
| 有利な脚質 | 不利な脚質 |
| 先行 | 追い込み |
| 勝ち馬傾向 | 主な重賞 |
| 先行〜中団で立ち回れる馬 | 無 |
1,800mはスタート直後に最初のコーナーが迫り、序盤のポジション争いが激化しやすいコース。
小回りでゴール直線が短いため、前の位置を取れる逃げ・先行馬が有利な傾向にあります。
対して、差し馬はバックストレッチの下りを使って、中団後方から勢いをつけて一部台頭することも。
狙い目となるのは、序盤の位置取りとコーナーでの立ち回りが長けている馬と言えます。
1900mコースの特徴
| スタート位置 | コーナー構造 |
|---|---|
| 2コーナー出口付近 | 右回り・1周半 |
| 直線距離 | 高低差 |
| 約201m | 約1.92m |
| 有利な脚質 | 不利な脚質 |
| 逃げ・先行 | 後方待機の追い込み |
| 勝ち馬傾向 | 主な重賞 |
| ペースに対応できる先行馬 | 岐阜金賞、オータムカップ |
1900mはスタートから最初のコーナーまで距離が長く、序盤のポジション争いが落ち着きやすいコース。
ペースが落ち着いたまま隊列が形成され、逃げ〜中団前めの先行馬がレースの主導権を握る展開が多い傾向にあります。
距離が長く持久力も問われるため、前半から飛ばしすぎると終盤で失速することも。
ペースを崩さず運べる先行・中団タイプは上位争いに加わる可能性が高くなります。
2500mコースの特徴
| スタート位置 | コーナー構造 |
|---|---|
| 4コーナー奥ポケット付近 | 右回りのコース2周 |
| 直線距離 | 高低差 |
| 約201m | 約1.92m |
| 有利な脚質 | 不利な脚質 |
| 逃げ・先行 | 瞬発力重視の追い込み馬 |
| 勝ち馬傾向 | 主な重賞 |
| ペースアップに対応できる先行馬 | 東海ゴールドカップ |
笠松競馬場の2500mコースは、4コーナー奥からスタートして2周する長距離戦です。
序盤〜中盤は比較的ゆったり進みますが、小回りコースでコーナーが多いため、逃げ・先行馬が主導権を握りやすい特徴があります。
2周目向正面以降でペースが上がるのでスタミナ不足の馬は脱落しやすく、後方からの追い込みは届きにくいです。
過去の傾向を見ると、笠松の長距離戦では前めの位置で脚をためられる先行馬が活躍する傾向にあります。
笠松競馬場のレース傾向
笠松競馬場のレースは、小回りで直線が短いコース形状の影響を強く受ける傾向にあります。
逃げ・先行など前で競馬できる馬が有利な展開になることが多く、内枠から先行できるなら上位に食い込むチャンスも多くなります。
直線の短さから、差し・追い込み馬が前を捕らえるのは難しいレースがほとんど。
前半のペースが速くなって先行馬が消耗する展開や、馬場が乾いてスタミナ勝負になる場合に限って台頭する傾向にあります。
笠松競馬場のコース傾向
笠松競馬場は小回りでコーナーが多くゴール前直線が短い構造から、レース全体の隊列とペース読みが勝敗に直結するコース。
雨や馬場の硬さによって好走しやすい脚質が微妙に変化するため、天気・馬場状態の把握が予想のポイントになります。
それぞれの馬場状態で活躍する馬の脚質がこちら。
- 不良・重→逃げ・先行
- 稍重→先行・好位
- 良→差し・中団
笠松競馬場は最後の直線が短いことから、基本的に先行有利。
ただし、良馬場の場合は砂が乾いて深くなってタイムが遅くなるので、差し・押し込みが届きやすい傾向にあります。
そのため、予想する際は出走表の天候と馬場状態を確認してから、必ず確認するようにしてください。
血統傾向
| 順位 | 種牡馬名 | 勝利回数 |
|---|---|---|
| 1 | ドレフォン | 72 |
| 2 | コパノリッキー | 63 |
| 3 | オルフェーヴル | 52 |
| 4 | リアルスティール | 50 |
| 5 | エイシンヒカリ | 49 |
| 6 | ゴールドシップ | 48 |
| 7 | ルーラーシップ | 47 |
| 8 | ロードカナロア | 46 |
| 9 | マクフィ | 44 |
| 10 | モーリス | 42 |
| 11 | メイショウボーラー | 42 |
| 12 | ドゥラメンテ | 42 |
| 13 | ジャスタウェイ | 41 |
| 14 | シニスターミニスター | 40 |
| 15 | マジェスティックウォリアー | 39 |
| 16 | サトノアラジン | 39 |
| 17 | フリオーソ | 38 |
| 18 | ビッグアーサー | 38 |
| 19 | ベストウォーリア | 37 |
| 20 | ダノンレジェンド | 37 |
| 21 | ストロングリターン | 37 |
| 22 | ブリックスアンドモルタル | 36 |
| 23 | ディスクリートキャット | 36 |
| 24 | アジアエクスプレス | 36 |
| 25 | ダノンバラード | 35 |
| 26 | カレンブラックヒル | 35 |
| 27 | リオンディーズ | 34 |
| 28 | マインドユアビスケッツ | 34 |
| 29 | キンシャサノキセキ | 34 |
| 30 | ラブリーデイ | 33 |
勝利回数が50回を超えている血統は、芝とダートの両方で走れる適性の高さが売り。
産駒の仕上がりが早く2歳からレースに出走できる種牡馬は、新馬戦や未勝利戦の段階で勝ち星を積み重ねやすい傾向にあります。
出走して実績を残せば出走機会も増えるので、結果として勝利数が伸びやすいのが笠松競馬。
ドレフォンやコパノリッキーの産駒は早い時期から実戦で走れるため、地方だけでなく中央でも多く出走しています。
他の血統よりも勝利数を積み上げているのは、適正の高さから活躍を見込めるレースが多く仕上がりが早いのが大きな要因です。
枠順傾向
| 枠 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 出走 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 354 | 385 | 368 | 2323 | 3430 | 10% | 21% | 32% |
| 2枠 | 365 | 363 | 412 | 2290 | 3430 | 10% | 21% | 33% |
| 3枠 | 422 | 441 | 407 | 2160 | 3430 | 12% | 25% | 37% |
| 4枠 | 413 | 391 | 444 | 2182 | 3430 | 12% | 23% | 36% |
| 5枠 | 437 | 410 | 450 | 2210 | 3430 | 12% | 24% | 36% |
| 6枠 | 414 | 429 | 397 | 2275 | 3430 | 11% | 23% | 35% |
| 7枠 | 469 | 494 | 435 | 2734 | 4140 | 11% | 23% | 33% |
| 8枠 | 538 | 498 | 497 | 2858 | 4391 | 12% | 23% | 34% |
笠松競馬場で狙い目になる枠順は以下の通り。
- 4枠(勝率12%・連対率23%・複勝率36%)
- 5枠(勝率12%・連対率24%・複勝率36%)
- 8枠(勝率12%・連対率23%・複勝率34%)
内枠が有利になる会場が多い中、笠松競馬場では中枠〜外枠の馬が馬券に絡みやすい傾向にありました。
4枠・5枠(中枠)はスタート直後のコーナーまでポジションを確保しやすく、レース中には崩れる可能性は低いです。
対して、8枠(外枠)は先行すると距離ロスが大きいものの、差し・追い込みの馬が直線で伸びやすい傾向にあります。
本命が4~5枠、差し・追い込み馬が8枠に出走するなら、積極的に狙ってください。
笠松競馬場の勝率が高い騎手
| 騎手 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 出走 | 勝率 | 連対 | 複勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 渡邊竜也 | 625 | 343 | 218 | 659 | 1845 | 33.9% | 52.5% | 64.3% |
| 塚本征吾 | 212 | 228 | 246 | 1131 | 1817 | 11.7% | 24.2% | 37.8% |
| 筒井勇介 | 211 | 176 | 160 | 521 | 1068 | 19.8% | 36.2% | 51.2% |
| 藤原幹生 | 209 | 206 | 203 | 1501 | 2119 | 9.9% | 19.6% | 29.2% |
| 岡部誠 | 191 | 201 | 169 | 523 | 1084 | 17.6% | 36.2% | 51.8% |
| 東川慎 | 160 | 190 | 202 | 1346 | 1898 | 8.4% | 18.4% | 29.1% |
| 大原浩司 | 142 | 204 | 205 | 950 | 1501 | 9.5% | 23.1% | 36.7% |
| 向山牧 | 140 | 129 | 141 | 720 | 1130 | 12.4% | 23.8% | 36.3% |
| 丸野勝虎 | 135 | 121 | 119 | 505 | 880 | 15.3% | 29.1% | 42.6% |
| 馬渕繁治 | 107 | 127 | 142 | 758 | 1134 | 9.4% | 20.6% | 33.1% |
| 松本一心 | 86 | 113 | 138 | 904 | 1241 | 6.9% | 16.0% | 27.2% |
| 深澤杏花 | 81 | 136 | 121 | 1278 | 1616 | 5.0% | 13.4% | 20.9% |
| 今井貴大 | 79 | 64 | 60 | 192 | 395 | 20.0% | 36.2% | 51.4% |
| 望月洵輝 | 77 | 75 | 79 | 359 | 590 | 13.1% | 25.8% | 39.2% |
| 藤島貴博 | 72 | 114 | 169 | 1262 | 1617 | 4.5% | 11.5% | 22.0% |
笠松競馬で馬券を組み立てるうえで重要になるのが、人気馬をきちんと勝たせられる騎手を見極めること。
差し馬になれば仕掛けどころが重要になる会場となっており、同じ能力の馬でも騎手の手腕によって結果が変わるケースも少なくありません。
勝率の高い騎手をランキングで整理すると、最も信頼度が高いのは渡邊竜也騎手。
人気馬に騎乗した際は積極的に前のポジションを取りに行くレースが多く、そのまま押し切る傾向にあります。
また、安定感という意味で無視できないのは岡部誠騎手。
東海地区でもトップクラスの実績を持ち、無理のないレース運びから着実に上位争いへ持ち込めるのが強みです。
このように笠松競馬では、人気馬をしっかり勝利へ導ける騎手を把握しておくことが、安定した馬券戦略に繋がるポイントと言えます。
【令和8年度】笠松競馬の重賞レース
ここでは、今年度に笠松競馬場で行われる重賞レースをご紹介!
以下に一覧でまとめ、注目レースについても解説しています。
| 日付 | レース名 | 出走条件(年齢) | 距離(m) |
|---|---|---|---|
| 4月29日 | 岐阜新聞・岐阜放送賞 第8回 飛山濃水杯 | 4歳以上 | 1400 |
| 5月14日 | 日刊スポーツ杯 第49回 クイーンカップ | 3歳牝馬 | 1580 |
| 5月28日 | 農林水産大臣賞典 第35回 オグリキャップ記念 | 4歳以上 | 1400 |
| 6月11日 | 東海スポーツ杯 第52回 新緑賞 | 3歳 | 1400 |
| 6月25日 | スポーツ報知杯 第4回 撫子争覇 | 3歳以上牝馬 | 1400 |
| 7月9日 | 日刊スポーツ杯 第9回 ぎふ清流カップ | 3歳 | 1400 |
| 7月20日 | スポーツニッポン杯 第47回 オータムカップ | 3歳以上 | 1400 |
| 8月12日 | 岐阜新聞杯 第55回 くろゆり賞 | 3歳以上 | 1580 |
| 9月11日 | 第11回 西日本3歳優駿 | 3歳 | 1900 |
| 9月23日 | サンケイスポーツ杯 第3回 ブルームカップ | 3歳 | 1800 |
| 10月7日 | スポーツニッポン杯 第53回 オータムカップ | 3歳以上 | 1900 |
| 10月8日 | JRA重賞級認定競走 第4回 ネクストスター笠松 | 2歳 | 1400 |
| 10月22日 | 日刊スポーツ杯 第50回 岐阜金賞 | 3歳 | 1900 |
| 10月23日 | 東海クラウン 第4回 東海クラウン | 3歳以上 | 1400 |
| 11月5日 | スポーツニッポン杯 第13回 ラブミーチャン記念 | 2歳牝馬 | 1580 |
| 11月19日 | 農林水産大臣賞典 第22回 笠松グランプリ | 3歳以上 | 1400 |
| 12月4日 | デイリースポーツ杯 第44回 レジェンドハンター記念 | 3歳以上 | 1900 |
| 12月30日 | 日刊スポーツ杯 第30回 ライデンリーダー記念 | 2歳 | 1400 |
| 12月31日 | 岐阜県知事杯 第55回 東海ゴールドカップ | 3歳以上 | 2500 |
| 1月21日 | 中京スポーツ杯 第32回 白銀争覇 | 4歳以上 | 1900 |
| 2月5日 | スポーツ報知杯 第51回 ゴールドジュニア | 3歳 | 1580 |
| 2月18日 | 日刊スポーツ杯 第4回 ブルーリボンマイル | 4歳以上牝馬 | 1580 |
| 3月3日 | 日刊スポーツ杯 第4回 ジュニアグローリー | 3歳 | 1400 |
| 3月18日 | サンケイスポーツ杯 第48回 マーチカップ | 4歳以上 | 1580 |
この中でも地元のファンから特に注目を集めているのは重賞レースは3つ。
- 春の看板レース→オグリキャップ記念
- 短距離路線の頂点を決める→笠松グランプリ
- 年末の総決算→東海ゴールドカップ
いずれも笠松競馬の中ではハイレベルなレースになりやすい1戦となっています。
笠松グランプリはスプリント路線の強豪が集う短距離重賞で、先行馬が活躍しやすい笠松コースならではのスピード勝負が見どころ。
東海ゴールドカップは距離2500mで争われる長距離重賞で、スタミナと騎手のペース判断が勝敗を大きく左右します。
いずれも笠松競馬を象徴する存在であり、年間を通して注目しておきたい重賞と言えるでしょう。
今月に行われる笠松競馬場の注目レース
笠松競馬場で2026年3月に行われる注目度が高いレースはこちら。
- 3月3日 ジュニアグローリー
- 3月18日 マーチカップ
ジュニアグローリーは東海地区の3歳馬が集まる1400m戦。
世代のスピード能力や今後のクラシック路線を占う意味合いが強いレースです。
小回りの笠松コースではスタート直後からポジション争いが激しくなるため、スタートが速くコーナーでスムーズに走れる内枠の先行馬が狙い目となっています。
一方、マーチカップは古馬の有力馬が集まる東海地区のマイル重賞。
ポケットスタートからすぐコーナーに入る1600m戦の特性上、序盤で好位を確保できる先行力とコーナーで加速できる機動力が必須です。
特に内枠から先行できる安定したマイル適性のある馬や、近走で勢いのある上がり馬が好走しやすい傾向にあります。
笠松競馬場の基本情報
| 所在地 | 岐阜県羽島郡笠松町若葉町12番地 |
|---|---|
| 開場 | 1953年 |
| 収容人数 | 約16,000人 |
| 周回 | 右回り |
笠松競馬場は1935年に岐阜県羽島郡笠松町に設立された歴史ある競馬場。
主催は岐阜県地方競馬組合で、東海地区の地方競馬を支える拠点の一つとなっています。
木曽川の近くに位置し、周囲には住宅地や昔ながらの商店街が広がっているのが特徴。
場内にはスタンドや投票所、飲食店などの施設が整備されており、地方競馬らしい距離の近さでレースを観戦できる地域密着型の競馬場として知られています。
アクセス方法
| アクセス手段 | 交通路 | 詳細 |
|---|---|---|
| 電車 | 名鉄笠松駅から徒歩3分 | - |
| 電車 | 名鉄名古屋駅から名鉄笠松駅まで約25分 | - |
| 電車 | 名鉄岐阜駅から名鉄笠松駅まで約4分 | - |
| 車(名古屋方面から) | 国道22号(名岐バイパス)岐阜方面に向かって 新木曽川大橋を渡ってすぐの側道を入り西方向へ約5分 |
駐車場の開錠は開門の30分前 |
JR利用者は名鉄への乗り換えが必須で、電車本数は多くないので帰りは混雑することもあります。
車で行く場合は会場が住宅地の中にあるため、道幅が狭く一方通行も多いので事前にルートを確認しておくのがオススメです。
重賞開催日などは駐車場がすぐ満車になることもあるので、早めに駐車場に到着しておくと良いでしょう。
駐車場
笠松競馬場には臨時を含む計6箇所の駐車場が用意されています。
※第二駐車場(P2)は2025年6月20日をもって閉設となっているので注意してください。
駐車場の位置については、こちらから確認できます。
指定席
笠松競馬場では、東スタンドに自由席が400席・西スタンドに指定席が470席用意されています。
指定席の料金一覧がこちら。
| 特別観覧席 | ユーホール | |
| 笠松本場開催日 | 600円 | 500円 |
| 名古屋場外発売日 | 200円 | - |
| JRA発売日 | 200円 | - |
| 広域場外発売日 | 無料※1 | - |
※1広域場外発売日で第4投票所での発売がある時のみ、200円かかります。
笠松競馬場は、有料席の事前販売はしていないので注意してください。
笠松競馬場の天気傾向
笠松競馬場は濃尾平野に位置し、近くを木曽川が流れているため、平野特有の気候と川沿いの影響を受けやすい傾向にあります。
基本的には周囲に大きな山がないため風が通りやすく、冬は北風が強く体感温度が下がりやすい一方、夏は平野部特有の蒸し暑くなるのが特徴です。
これにより笠松競馬場は天気によって有利な脚質が変わってきます。
- 晴れで乾いた良馬場→中団〜好位から差せるスタミナ型の馬
- 少し雨が降った稍重→先行して長く脚を使えるバランス型の馬
- 強い雨で重・不良→高速ダートになれば逃げ・先行のスピード型の馬
基本的に雨が強くなればなるほど、前で競馬できる馬が有利になりやすいということを覚えておきましょう。
笠松競馬場のまとめ
笠松競馬場は、地方競馬では珍しいコースに高低差の起伏がある競馬場。
コースはダートのみの右回りで、1周約1100m・直線約238mの小回りな構造となっています。
コーナーがきつく直線も短いため、逃げ・先行の脚質が圧倒的に有利です。
内から距離のロスなく走れる内枠の先行馬が狙い目となり、実力馬なら勝ち切る可能性が高くなってきます。
ただ、笠松競馬場は濃尾平野に位置し、近くを木曽川が流れる地域のため天候の影響を受けやすい会場です。
雨が降ってダートが締まると高速馬場になり、逃げ・先行馬がより有利になるので覚えておきましょう。












