水沢競馬場の特徴まとめ|芝・ダート・距離別の傾向を徹底解説

水沢競馬場の特徴のアイキャッチ

コースの周囲には川や山々が広がり、競馬だけでなく自然に囲まれたロケーションも楽しめる水沢競馬場

やや広めの幅員20mと1周右回り1,200mという特徴から、スピードと先行力を重要視されるコースです。

850m〜2,500mの距離によって展開や活躍する馬の脚質は大きく変わりますが、それらを全て把握している方は少ないと思います。

そこで、本記事では水沢競馬場の特徴をコースの距離別に分析し、レースの傾向や狙い目の騎手・血統など徹底解説!

開催予定の重賞レースや水沢競馬予想に使える内容が満載なので、ぜひ参考にしてください。

水沢競馬場【ダートコース】の特徴

水沢競馬場のコース特徴

水沢競馬場は右回りで1周約1,200m、直線が約245mと短く、小回りなコース形態が大きな特徴

小回りかつコーナーがきついため、外を回る際に距離ロスが発生する傾向にあります。

特に、差し馬の場合は直線が約245mと短く、加速し切る前にゴールを迎えるケースが多いので注意。

各コーナーの長さが141.5mとレースの大半を占めているので、好位置を取った逃げ・先行馬がそのまま押し切りやすい典型的な前残りコースとなっています。

ダート850mの特徴

瑞沢競馬場の850m

スタート位置 コーナー構造
2コーナー奥のポケット 3コーナー制
直線距離 高低差
約245m
有利な脚質 不利な脚質
逃げ・先行  差し・追い込み
勝ち馬傾向 主な重賞
スタート直後に前を取れるスピード型

850mはスタート直後からコーナーに入る超短距離戦。

テンの速さとポジション取りがすべてを決めるため、逃げ・先行馬が圧倒的に有利です。

いかに最初で前を取れるかがそのまま勝敗に直結するコースとなっています。

ダート1300mの特徴

水沢競馬場の1,300m

スタート位置 コーナー構造
4コーナー出口付近 4コーナー制
直線距離 高低差
約245m
有利な脚質 不利な脚質
逃げ・先行 後方一気
勝ち馬傾向 主な重賞
コーナーでスムーズに立ち回れる器用さ

1300mはスタート後にある程度ポジション争いが可能で、850mよりも展開の幅が広がります。

コーナーでの立ち回りが勝敗を左右し、4コーナーで前に取り付ける先行馬が狙い目です。

後方一気は決まりにくいので1300mコースは消しで、前有利ベースの持続力戦ということを覚えておきましょう。

ダート1400mの特徴

水沢競馬場のダート1400m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線の奥 4コーナー制
直線距離 高低差
約245m
有利な脚質 不利な脚質
先行 後方一気
勝ち馬傾向 主な重賞
先行して粘れるスピード+持続力型

1400mも直線の短さから先行優勢の構図は変わりません。

ただ、距離延長によってペースや展開の影響が大きくなり、3〜4コーナーから早めに動けば差し馬も台頭してくる可能性が高いです

出走メンバーから前有利なのか、それとも展開読みになるのかの見極めが重要になってきます。

ダート1600mの特徴

水沢競馬場のダート1600m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線の奥 4コーナー制
直線距離 高低差
約245m
有利な脚質 不利な脚質
先行 後方一気
勝ち馬傾向 主な重賞
長く脚を使える持続力タイプ シアンモア記念
トウケイニセイ記念

1600mは先行有利のベースを残しつつも、距離延長によってレース展開が大きく変化します。

好位置で立ち回れば、持続力型の差し馬なら馬券圏内。

水沢競馬は1600mから差しが現実的に届いてくる距離ということを覚えておきましょう。

ダート1800mの特徴

水沢競馬場のダート1800m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線の奥 4コーナー制
直線距離 高低差
約245m
有利な脚質 不利な脚質
好位〜差し 後方一気
勝ち馬傾向 主な重賞
道中で脚を溜められる馬

1800mはレース前半が落ち着きやすく、向正面から徐々にペースが上がるロングスパート戦。

コーナーで加速しながら進出できる持続力と機動力が求められます。

差し馬が前から2番手〜4番手でポジションを確保できれば、馬券に絡む確率は高い中距離戦と言えるでしょう。

ダート1900mの特徴

水沢競馬場のダート1900m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線のやや奥 4コーナー制
直線距離 高低差
約245m
有利な脚質 不利な脚質
差し 逃げ
勝ち馬傾向 主な重賞
中団〜好位で脚を溜められる馬

1900mは1800mよりもスタミナ消耗が激しく、仕掛けも早まることで先行馬が粘り込みにくい中距離戦。

向正面から自ら動いて、コーナーで加速し続けられる持続力と機動力を備えた差し馬が主導権を握るロングスパート戦となる傾向にあります。

ダート2000mの特徴

水沢競馬場のダート2000m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線の奥 4コーナー制
直線距離 高低差
約245m
有利な脚質 不利な脚質
差し 先行・逃げ
勝ち馬傾向 主な重賞
スタミナ+持続力+機動力 桐花賞

2000mは前半が落ち着いた流れから、向正面以降にかけて早めのロングスパート戦と移行します。

小回りコースで脚を使い続けて消耗するため、スタミナや脚の持続力、さらにコーナーでの機動力を兼ね備えてなければ勝ち切れません。

好位置からの差し馬が優位に立つ地力勝負になるのは間違いないです。

ダート2500mの特徴

水沢競馬場のダート2500m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線の奥 フルコーナー
直線距離 高低差
約245m
有利な脚質 不利な脚質
差し〜好位差し 逃げ
勝ち馬傾向 主な重賞
スタミナに長けている馬 桐花賞

2500mは序盤が極端に緩む一方、中盤以降に長大なロングスパート戦となっていきます。

小回りかつ角度のきついコーナーを周回するため、脚を使い続ける過酷な消耗戦になることは避けられません。

これらを踏まえると、圧倒的なスタミナと持続力を備え、コーナーでも距離ロスなく立ち回れる差し馬が狙い目です。

水沢競馬場のレース傾向

水沢競馬は、基本的に前に行った馬が中心のレース展開となり、コーナーでの距離ロスが勝敗を大きく分けます

これを前提に逃げ馬や好位につけた先行馬は、有利な位置で脚を溜めながらスムーズに立ち回るのが必須。

一方で、差し・追い込み馬は後方から外を回らされるケースが多く、直線が短い分だけ加速距離が足りずに一気に差し切るのは容易ではありません。

そのため水沢競馬は前に行ける馬が展開を作り、差し・追い込みはコーナーでの立ち回りと持続力が問われるという構図になるということ。

先行馬が有利な展開が多いですが、ポジション取りや仕掛けのタイミングによっては差し馬にもチャンスが出てきます。

ダートコースの傾向

水沢競馬場のレース傾向

水沢競馬は冬でもレースが開催され、岩手県特有の気候によって不良馬場となる傾向にあります。

その原因となるのが以下の3つ。

  1. 降雪によってコース場に雪が積もる
  2. 凍結→解凍を繰り返して常に水分を含んだ状態
  3. 排水設備が整っていないため、水はけが悪い

冬場は降雪・低温によってコースに水分が残り、水はけの悪さから晴れていても馬場状態が良くないことがほとんど。

馬場が締まり、脚抜きが良くなることでスピードが出やすくなります。

先行・逃げ有利の短距離戦では前がとまらず、後ろの馬は砂をかぶって差しが届く展開は少ないです。

もともとの小回り・短直線の特性と相まって、差し・追い込みの馬は極めて届きにくい展開になるということを頭に入れて予想してください。

血統傾向

馬名 勝利回数
エスポワールシチー 44
トゥザワールド 35
アジアエクスプレス 34
ローズキングダム 33
ビッグアーサー 33
ドレフォン 33
シニスターミニスター 33
エピファネイア 33
オルフェーヴル 32
ダイワメジャー 30
カレンブラックヒル 30
トビーズコーナー 28
ディスクリートキャット 28
サウスヴィグラス 28
ロゴタイプ 27
アイルハヴアナザー 27
ヘニーヒューズ 26
ビーチパトロール 26
リオンディーズ 25
ベルシャザール 25
ロードカナロア 24
アドマイヤムーン 24
ドゥラメンテ 23
ホッコータルマエ 22
フリオーソ 22
ディープブリランテ 22
ストロングリターン 22
イスラボニータ 22
メイショウボーラー 21
ベーカバド 21

引用:うまめし.COM競馬必勝法

水沢競馬は他の会場と比較して、特定の血統に勝利が偏ることはなく「この血統が特に有利」と言い切れるほどの明確な傾向は見られませんでした。

ただ、その中で強いて狙うとするならエスポワールシチー産駒

ダート適性の高さに加えてスピードの持続力に優れた先行タイプが多く、先行有利となりやすい水沢競馬場のコース形態と噛み合っているのかもしれません。

前に行ってそのまま押し切る競馬を得意としているため、出走していれば馬券の組み合わせには加えておきたい1頭と言えます。

水沢競馬場の勝率が高い騎手

騎手名 1着 2着 3着 着外 出走回数 勝率 連対率 複勝率
山本聡哉 286 190 136 584 1196 23.9% 39.8% 51.2%
高松亮 244 202 159 996 1601 15.2% 27.9% 37.8%
山本政聡 236 215 205 964 1620 14.6% 27.8% 40.5%
村上忍 218 232 162 824 1436 15.2% 31.3% 42.6%
高橋悠里 181 190 176 964 1511 12.0% 24.5% 36.2%
菅原辰徳 138 138 168 1274 1718 8.0% 16.1% 25.8%
塚本涼人 118 117 135 1261 1631 7.2% 14.4% 22.7%
坂口裕一 116 110 147 664 1037 11.2% 21.8% 35.9%
鈴木祐 114 115 120 1105 1454 7.8% 15.8% 24.0%
岩本怜 110 128 150 1238 1626 6.8% 14.6% 23.9%
阿部英俊 98 101 111 976 1286 7.6% 15.5% 24.1%
小林凌 79 112 143 1087 1421 5.6% 13.4% 23.5%
陶文峰 74 68 62 378 582 12.7% 24.4% 35.1%
大坪慎 73 95 88 958 1214 6.0% 13.8% 21.1%
佐々木志音 64 80 94 1023 1261 5.1% 11.4% 18.9%
関本玲花 52 72 77 686 887 5.9% 14.0% 22.7%
木村暁 46 54 48 303 451 10.2% 22.2% 32.8%
南郷家全 38 48 64 546 696 5.5% 12.4% 21.6%
関本淳 33 42 50 393 518 6.4% 14.5% 24.1%
坂井英光 19 35 43 488 585 3.2% 9.2% 16.6%
葛山晃平 13 20 12 117 162 8.0% 20.4% 27.8%
高野誠毅 10 14 7 95 126 7.9% 19.0% 24.6%
石川倭 3 1 1 2 7 42.9% 57.1% 71.4%
出水拓人 3 2 2 9 16 18.8% 31.3% 43.8%
桑村真明 3 9 5 22 39 7.7% 30.8% 43.6%
吉原寛人 3 0 0 1 4 75.0% 75.0% 75.0%
野畑凌 2 1 0 1 4 50.0% 75.0% 75.0%
服部大地 2 4 3 50 59 3.4% 10.2% 15.3%
鷹見陸 2 1 2 2 7 28.6% 42.9% 71.4%

引用:うまめし.COM競馬必勝法

1000回を超える出走する中で、山本聡哉騎手は勝率20%以上・複勝率50%超えという圧倒的な成績を記録。

水沢競馬で抜群の安定感を誇り、常に馬券圏内が期待できます。

山本聡哉騎手は、コース特性を熟知した立ち回りに長け、馬の能力に左右されずに安定して結果を残しているのが大きな強みです。

出走予定のレースを選んで積極的に参加し、軸に選出するだけで勝率アップは間違いないでしょう。

【2026】水沢競馬場で開催される重賞レース

水沢競馬で最も格付けが高いのは「M1」レース

地方競馬全体で見てもトップクラスの実力馬が集結し、賞金も1,200万〜1,500万円と高水準に設定されています。

以下では、水沢競馬場で行われる主な重賞レースを一覧でまとめました。

日付 レース名 格付け 距離 条件 1着賞金
3/8 スプリングカップ M2 ダ1400m 3歳 400万円
3/15 駒形賞 M3 ダ1600m OP 350万円
3/22 あやめ賞 M2 ダ1400m 3歳(牝) 350万円
3/29 白嶺賞 M3 ダ1400m OP 350万円
4/5 ネクストスター北日本 M1 ダ1400m 3歳 北海道・岩手交流 1,200万円
4/12 赤松杯 M2 ダ1600m OP 500万円
4/19 留守杯日高賞 M1 ダ1600m 3歳(牝) 地方交流 600万円
4/28 栗駒賞 M3 ダ1400m OP 400万円
5/31 東北優駿 M1 ダ2000m 3歳 1,500万円
6/7 早池峰賞 M2 ダ1400m OP 450万円
6/14 ウイナーカップ M3 ダ1400m 3歳 400万円
6/21 一條記念みちのく大賞典 M1 ダ2000m OP 1,500万円
9/6 ビギナーズカップ M3 ダ1400m 2歳 400万円
9/13 青藍賞 M2 ダ1600m OP 500万円
9/21 オータムティアラ M1 ダ1900m 3歳(牝) 700万円
9/27 ヴィーナススプリント M3 ダ1400m OP(牝) 400万円
12/8 北上川大賞典 M2 ダ2500m OP 500万円
12/27 金杯 M2 ダ1600m 2歳 500万円
12/31 桐花賞 M1 ダ2000m OP 1,500万円

この中でも地元ファンから根強い人気を誇っているのは、東北優駿(M1)と一條記念みちのく大賞典(M1)

東北優駿は地方クラシック競走に相当し、3歳馬の頂点を決める注目度の高いレースとなっています。

対して、一條記念みちのく大賞典は、夏の交流戦として実力馬が集まるため、水沢競馬で最もアツいレースと言えるでしょう。

水沢競馬場の基本情報

水沢競馬場の特徴

岩手県奥州市に位置している水沢競馬場

北上川沿いの自然に囲まれており、手書きの着順板など昔ながらの設備が残るレトロな雰囲気が魅力な競馬場となっています。

盛岡競馬場と季節ごとに冬〜春と秋〜初冬と、交互にレースが開催されているのが特徴です。

そんな水沢競馬場は、東北特有の気候により冬場は馬場が悪化しやすく、その影響がレース展開や結果に直結する傾向にあります。

環境・雰囲気・気候が一体となって、レースの傾向や戦略にまで強く関わる独特の個性を持った会場と言えるでしょう。

アクセス方法

アクセス手段 交通路 詳細
バス 「水沢駅」よりバスで15分 無料優待バス時刻
タクシー 東北新幹線「水沢江刺駅」よりタクシーで5分 -

車以外で現地へ向かう方は、バスかタクシーの2択になります。

ただ、タクシーの場合は駅付近で待機していても捕まるまで時間がかかることも。

事前にタクシー専用のアプリを使って、待機させておけばスムーズに現地まで向かえるのでおすすめです。

車で向かう方は、近隣の有料駐車場をご利用ください。

指定席

水沢競馬場はさまざまな種類の指定席が用意されており、各座席ごとに料金が異なるので以下に一覧でまとめました。

座席 階層 料金(平日/土日) 利用人数・注意事項
F席 2階〜3階 2,800円/1,800円 2名
G席 3階〜4階 4,200円/2,700円 3〜4名
G席 5階 7,000円/4,500円 5~8名
パーティルーム 3階 21,500円/14,000円 15名以上※要予約
R席 2階 1,400円/1,100円 2名

指定席は、入場ゲートにて指定席券を購入しての利用となります。

パーティルームは事前予約が必須で受付開始は1月前の1日、締め切りは利用日の前週の月曜日となるので注意してください。

本日の水沢競馬場の天気

水沢競馬場は内陸の寒冷地に位置するため、冬は気温が低く降雪も珍しくありません。

また、秋も天候が変わりやすく、急な雨によって馬場状態が一気に悪化する可能性もあります

馬場状態が悪化すれば先行馬を軸にするかどうか、軸となる予想が変わってくるため、事前に天気はチェックするようにしましょう。

水沢競馬場のまとめ

水沢競馬場の特徴と傾向のまとめ

水沢競馬場は、高低差0mのフラットかつ小回りコースが大きな特徴です。

競走馬のスピードが落ちにくく、前で運んだ逃げ・先行馬がそのまま押し切る傾向にあります。

血統面で特定の系統に大きく偏る傾向は見られないものの、ダート適性とスピードの持続力に優れた馬が狙い目ということが分かりました。

短距離戦なら「先行力に長けている+山本聡哉騎手」は、買っておいて損はありません。

レース前半の位置取りやコーナーでの距離ロスの少ない立ち回りが勝敗を分けるということを念頭において、今日の予想から実践してみてください。

運営者 KeibaWithの監修者「勝川和馬」

かちかわ かずま

勝川 和馬

KeibaWith運営責任者

競馬予想サイトの検証を始め20年が経過。優良な競馬予想サイトを徹底分析し、競馬で勝ったお金で家と車を購入。これまで培ったノウハウをKeibaWithを見にきて頂いた皆様にお届けしたいと考えています。