東京競馬場の特徴まとめ|芝・ダート・距離別の傾向を徹底解説

東京競馬場の特徴と傾向のまとめ

日本ダービーや天皇賞(秋)など、数々の名勝負が生まれてきた東京競馬場。

広大なコースと長い直線を持ち「実力が問われる舞台」として多くのファンに親しまれています。

芝・ダートともに起伏やコーナーの特徴がはっきりしており、距離によってレース展開や有利な脚質が変わる点が東京競馬場の大きな特徴です。

また、開催時期や天候によって馬場状態が変化しやすく、同じ距離でも結果に違いが出ることもあります。

本記事では、東京競馬場の芝・ダートそれぞれの特徴を距離別に紹介し、レース傾向・注目騎手・開催重賞など、最新情報をまとめて解説します。

初めて東京競馬場に訪れる方や、データを基にレースを楽しみたい方にもわかりやすい内容となっているので、最後までご覧ください。

東京競馬場【芝コース】の特徴

東京競馬場の全コース

東京競馬場の芝コースは、日本最大級のスケールと高低差を誇る舞台です。

1周2083.3m・直線525.9mという広大な構造は「日本一の実力コース」とも呼ばれ、純粋な地力勝負になりやすいのが特徴です。

スタート直後から緩やかな上り坂が続き、第3〜4コーナーで下り坂、そして最後の直線に再び高低差2.1mの坂が待ち受けるレイアウト。

この起伏のリズムが、東京特有の「瞬発力+持続力」が求められる展開を生みます。

特に芝の直線は長く、逃げ・先行馬がペースを作りやすい一方で、中団〜後方からでも十分に差し切れる点が他の競馬場との大きな違いです。

また、開催時期による馬場差も顕著で、

  1. 春(5〜6月):内有利でスピード勝負
  2. 秋(10〜11月):外差しが決まりやすい持続力戦

といった変化が見られます。

コース全体としては「パワーよりもキレと総合力」が求められる設計であり、京都競馬場や中山競馬場のようなトリッキーさは少なく、最もフェアで実力が反映されやすい芝コースといえるでしょう。

芝1400mの特徴

東京競馬場1400m

スタート位置 コーナー構造
向正面の2コーナー付近 ワンターン(1回コーナー)
直線距離 高低差
約525.9m 約2.1m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ
勝ち馬傾向 主な重賞
上がり3F33〜34秒台を出せる馬  京王杯SC(G2)

東京競馬場の芝1400mは、向正面の2コーナー付近からスタートし、3コーナーまでの直線距離が約440mと比較的長いのが特徴です。

スタート後は緩やかな上り坂となっており、序盤からペースが落ち着きやすい傾向にあります。

芝1600mの特徴

東京競馬場1600m

スタート位置 コーナー構造
向正面2コーナー奥のポケット ワンターン+長い直線
直線距離 高低差
約525.9m 約2.1m
有利な脚質 不利な脚質
差し・追い込み 逃げ
勝ち馬傾向 主な重賞
上がり最速+持続力型 安田記念(G1)・NHKマイルC(G1)

東京競馬場の芝1600mは、正真正銘のマイル戦であり、中央競馬の中でも特に実力差が出やすい舞台です。

スタート地点は2コーナー奥のポケット(向正面の右奥)で、スタートから最初のコーナーまで約550mという長い直線があり、序盤のポジション取りに余裕があります。

芝1800mの特徴

東京競馬場1800m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線右側 2コーナー手前発走→3〜4コーナー下り→直線坂
直線距離 高低差
約525.9m 約2.1m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ・外差し
勝ち馬傾向 主な重賞
中団から早めに進出する持続力型 エプソムC(G3)

東京競馬場の芝1800mは、スタート地点がスタンド前直線のやや右手(ポケット地点)にあり、最初のコーナーまでの距離が約250mと比較的短いのが特徴。

そのため、芝1600mよりも序盤の位置取り争いが激しくなりやすいコースです。

芝2000mの特徴

東京競馬場2000m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線(ゴール板付近) 2コーナー〜向正面〜下り坂→直線坂
直線距離 高低差
約525.9m 約2.1m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ・極端な追い込み
勝ち馬傾向 主な重賞
上がり最速+瞬発力型 天皇賞(秋)

東京競馬場の芝2000mは、スタンド前直線のほぼゴール板付近からスタートします。

スタート直後に上り坂があり、そこから1コーナーまでの距離が約300m。

序盤からペースが落ち着きやすく、スローペースからの瞬発力勝負になる傾向が強いコースです。

芝2300mの特徴

東京競馬場2300m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線右側 2コーナー〜向正面〜下り坂→直線坂
直線距離 高低差
約525.9m 約2.1m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ
勝ち馬傾向 主な重賞
上がり33〜34秒台の末脚型 早春S・tvk賞

東京競馬場の芝2300mは、スタンド前直線のやや右側(2000mよりも奥側)からスタートします。

スタート直後に上り坂があり、1コーナーまでの距離は約350m。

序盤で無理をしにくく、中距離よりも落ち着いた流れになりやすいのが特徴です。

芝2400mの特徴

東京競馬場2400m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線中央やや右手 4コーナーを回る本格的な中距離戦
直線距離 高低差
約525.9m 約2.1m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ・早仕掛け
勝ち馬傾向 主な重賞
長く脚を使える持続型+瞬発力 日本ダービー・オークス

東京競馬場の芝2400mは、スタンド前直線のほぼ中央やや右手(ゴール板の少し奥)からスタートします。

スタート直後に上り坂があり、1コーナーまでは約350m。

序盤はペースが落ち着きやすく、中盤の位置取りと最後の末脚勝負が結果を分ける非常に戦略的なコースです。

芝2500mの特徴

東京競馬場2500m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線 4コーナーを回るロングコース
直線距離 高低差
約525.9m 約2.1m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 極端な逃げ・追い込み
勝ち馬傾向 主な重賞
ロングスパート型・持久力型 アルゼンチン共和国杯(G2)

東京競馬場の芝2500mは、スタンド前直線のほぼゴール板付近(2400mよりさらに奥)からスタートします。

スタートしてすぐに上り坂があり、1コーナーまでは約300m。

序盤の入りは落ち着くことが多く、スローペース〜平均ペースの持久戦になりやすいコースです。

芝3400mの特徴

東京競馬場3400m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線ゴール板手前 東京競馬場を2周する超長距離戦
直線距離 高低差
約525.9m 約2.1m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ・追い込み
勝ち馬傾向 主な重賞
 地脚型・スタミナ型 目黒記念(G2)

東京競馬場の芝3400mは、スタンド前直線のゴール板手前(2500mよりさらに奥)からスタートします。

最も長い距離設定で、コーナーを6回まわるタフなコースレイアウトです。

スタート直後に上り坂があり、1コーナーまでの距離は約400m。

序盤は落ち着いたスロー展開が定番です。

東京競馬場【ダートコース】の特徴

東京競馬場のダートについて

東京競馬場のダートコースは、1周約1899m・直線約501mという日本最大級のスケールを誇り、緩やかなカーブと高低差約2mの上り坂が設けられた設計になっています。

砂質はやや軽くスピードが出やすい一方、ゴール前の坂によって地脚と持続力が試されるため、スピードとスタミナの両立が不可欠です。

直線が長いため逃げ・先行馬が捕まりやすく、差し・追い込みが決まりやすい傾向が強く、特に中距離戦では上がり勝負になるケースが多いのが特徴。

全体的にフェアで実力が反映されやすいコースであり、東京ダートはまさに「スピード・持久力・戦略」の三拍子がそろった総合力勝負の舞台といえます。

ダート1300mの特徴

東京競馬場ダート1300m

スタート位置 コーナー構造
向正面3コーナー手前 ワンターン(3〜4コーナーのみ)
直線距離 高低差
約501m 約2.0m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ
勝ち馬傾向 主な重賞
スピード+持続力型 秋陽ジャンプS・2勝クラス戦

東京競馬場のダート1300mは、向正面の3コーナー手前(芝コース内側のポケット付近)からスタートします。

スタートから3コーナーまでの距離は約400mあり、序盤はポジション争いが落ち着きやすいのが特徴です。

このため、同じ短距離でも中山や中京の1200m戦よりペースが緩みやすく、直線勝負になりやすい傾向があります。

ダート1400mの特徴

東京競馬場ダート1400m

スタート位置 コーナー構造
向正面3コーナー手前 ワンターン(3〜4コーナーのみ)
直線距離 高低差
約501m 約2.0m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ・内差し
勝ち馬傾向 主な重賞
坂でも止まらない持続力型 根岸S(G3)・青梅特別

東京競馬場のダート1400mは、向正面の3コーナーより少し手前(ダート1600mのスタート地点に近い位置)からスタートします。

スタート後すぐに緩やかな上り坂があり、前半のペースが落ち着きやすいのが特徴。

3〜4コーナーを回ってから長い直線(約501m)に入り、最後の上り坂を登ってゴールします。

ダート1600mの特徴

東京競馬場ダート1600m

スタート位置 コーナー構造
芝コース上 ワンターン+直線501m+上り坂
直線距離 高低差
約501m 約2.0m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ
勝ち馬傾向 主な重賞
芝的スピード+ダート適性 フェブラリーS(G1)・武蔵野S

東京競馬場のダート1600mは、芝スタート+ダートへの合流という特殊構造を持つワンターンコースです。

スタートは芝コース上(2コーナー奥のポケット地点)で、約160mの芝区間を走ってからダートへ入るため、序盤でスピードに乗りやすく、内外の出脚やダートへの入り方がレースを大きく左右します。

ダート2100mの特徴

東京競馬場ダート2100m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線 4コーナーを回る中距離戦
直線距離 高低差
約501m 約2.0m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ・早仕掛け
勝ち馬傾向 主な重賞
スタミナ+持続力型 晩秋S・青梅特別・アレキサンドライトS

東京競馬場のダート2100mは、スタンド前直線のほぼゴール板付近からスタートします。

スタート直後に上り坂があり、1コーナーまでは約300m。

序盤でペースが落ち着く傾向があり、中盤での息の入れ方と終盤の持続力が結果を左右します。

ダート2400mの特徴

東京競馬場ダート2400m

スタート位置 コーナー構造
スタンド前直線右側 4コーナーを回る長距離戦
直線距離 高低差
約501m 約2.0m
有利な脚質 不利な脚質
差し・先行 逃げ・早仕掛け
勝ち馬傾向 主な重賞
地脚+スタミナ+坂耐性 晩秋特別

東京競馬場のダート2400mは、スタンド前直線のやや右手(ダート2100mよりさらに奥)からスタートします。

スタート直後に上り坂があり、1コーナーまでの距離は約300m。

序盤はスローに流れやすく、中盤からの持久力とペース維持能力が勝敗を左右するコースです。

東京競馬場のレース傾向

東京競馬場は、中央競馬の中でも「最も実力が正確に反映されるコース」として知られています。

その理由は、国内屈指のスケールを誇る広大なコース設計と、起伏を活かした立体的な地形構造。

芝・ダートともに直線が非常に長く、さらにゴール前には約2mの上り坂が設けられています。

この構造により、スピードだけで押し切ることが難しく、瞬発力・スタミナ・坂への対応力・地脚といった多面的な能力が問われます。

特に芝コースでは「直線での切れ味」、ダートコースでは「坂を登り切る持続力」が勝敗を分けるポイントです。

他場と比較しても、東京はコーナーが緩やかでコース幅が広く、外差しも決まりやすいことから、先行馬・逃げ馬だけでなく差し・追い込みも十分にチャンスがあります。

つまり、騎手のペース判断や馬の位置取りによって展開が大きく変わる、戦略性の高いフェアなコースといえるでしょう。

芝コースの傾向

芝コースは1周2083.3m、直線525.9mというスケールを誇り、日本で最も長い直線を持つ舞台。

瞬発力勝負になりやすく、末脚の切れ味を持つ馬が有利です。

一方、春と秋の開催では馬場傾向が異なり、開催前半は内有利、開催後半は外差し傾向が強まります。

血統傾向

馬名 3着以内 ①〜④番人気 ⑤番人気以降
エピファネイア 177 149 28
ロードカナロア 150 112 38
ドゥラメンテ 140 109 31
キズナ 136 107 29
モーリス 130 94 36
ハーツクライ 97 77 20
ディープインパクト 90 64 26
キタサンブラック 88 78 10
ルーラーシップ 83 58 25
リアルスティール 76 61 15

引用:うまめし.COM競馬必勝法

東京競馬場の芝コースでは、上位人気馬(1〜4番人気)の安定感が非常に高いのが特徴です。

表のデータからも分かるように、主要種牡馬の多くが人気サイドで結果を残しており、「人気=能力通りに走る」傾向が他場よりも顕著に表れました。

特にエピファネイア産駒は全体の馬券内177回のうち149回が1〜4番人気での好走と抜群の安定感を誇ります。

同様にロードカナロア・ドゥラメンテ・キズナといった芝の主流血統も上位人気時に強く、東京の長い直線と瞬発力勝負に適した産駒が人気どおりの結果を出していることがわかります。

一方で、モーリス・ルーラーシップ・リアルスティールなどのパワー型血統は5番人気以下でも好走例が多く、人気薄での激走パターンも見逃せません。

これらの血統は道悪や時計のかかる馬場で一発があるため、開催後半や雨天時には要注意です。

総じて、東京芝は実力差が素直に反映される“人気信頼型コース”ながらも、馬場状態や血統特性によっては人気薄の一撃も十分にあり得る舞台といえるでしょう。

枠順傾向

 枠 1着 2着 3着 着外 出走 勝率 連対率 複勝率
1枠 134 117 116 1335 1702 7.9% 14.7% 21.6%
2枠 104 127 118 1433 1782 5.8% 13.0% 19.6%
3枠 148 136 134 1455 1873 7.9% 15.2% 22.3%
4枠 140 163 127 1543 1973 7.1% 15.4% 21.8%
5枠 161 172 170 1585 2088 7.7% 15.9% 24.1%
6枠 176 189 142 1683 2190 8.0% 16.7% 23.2%
7枠 183 177 224 1913 2497 7.3% 14.4% 23.4%
8枠 220 187 236 1970 2613 8.4% 15.6% 24.6%

※2020年〜2024年のデータです。

東京競馬場の芝コースは、全体的に枠順の有利不利が少ないフラットなコース形状ですが、データを詳細に見るとわずかな差が存在します。

8枠(勝率8.4%・複勝率24.6%)が最も高い数字を示しており、外枠でも十分に勝負になるでしょう。

また、6枠・5枠も複勝率23%前後と安定しており、中〜外枠にかけて好走率が高い傾向が見られます。

一方で、1〜2枠は出走数に対してやや苦戦気味で、特に2枠は勝率5.8%と控えめ。

これは、コーナー進入時に外から被されやすく、スムーズな位置取りを確保しづらいことが一因と考えられます。

東京競馬場の芝コースは直線が長く、最後の坂で脚を使う展開が多いため、外枠からの差し・追い込みが届く展開が生まれやすいのが特徴です。

開催序盤(内馬場が綺麗な時期)は内枠も健闘しますが、開催が進むにつれて外差し有利の傾向が強まります。

総じて、東京芝は「どの枠からでも勝負可能な実力重視コース」でありながら、レース終盤の伸び脚を活かせる外目の枠にやや分があるという結論になります。

ダートコースの傾向

東京競馬場のダートコースは、全長約1,899m・直線約501m・高低差約2.5mという、日本中央競馬会(JRA)の中でも屈指のスケールを誇るコースです。

スタートからゴールまでの起伏が大きく、スピードだけでなくスタミナと坂への対応力が求められる点が、他場との大きな違いです。

直線は国内最長クラスの501m。

ここで一気に馬群が広がり、逃げ・先行が簡単に押し切れないのが特徴です。

中団から脚を溜めて末脚を伸ばす差し・追い込み型の馬が浮上しやすいコース設計で、まさに「真の地力が問われる舞台」といえます。

血統傾向

馬名 3着以内 ①〜④番人気 ⑤番人気以降
ヘニーヒューズ 147 103 44
ドレフォン 138 108 30
ロードカナロア 110 80 30
ホッコータルマエ 70 41 29
パイロ 64 44 20
シニスターミニスタ 64 38 26
ドゥラメンテ 59 42 17
キズナ 59 35 24
マインドユアビスケ 58 34 24
ディスクリートキャ 50 27 23

引用:うまめし.COM競馬必勝法

東京競馬場のダートでは、スピードと持続力を兼ね備えた米国系ダート血統が明確に優勢です。

3着以内の好走数データを見ると、ヘニーヒューズ系・ドレフォン系・ロードカナロア系が上位を独占しており、「東京ダート=スピード決着に強い血統構成」という傾向がはっきり表れています。

東京競馬場の勝率が高い騎手

順位 騎手名 1着 2着 3着 着外 出走 勝率 連対 複勝
1位 C.ルメール 43 30 16 52 141 30.5 51.8 63.1
2位 戸崎 圭太 30 45 27 116 218 3.8 34.4 46.8
3位 横山 武史 26 18 20 133 197 13.2 22.3 32.5
4位 D.レーン 24 17 8 44 93 25.8 44.1 52.7
5位 津村 明秀 18 20 12 165 215 8.4 17.7 23.3
6位 横山 和生 17 21 15 02 155 11.0 24.5 34.2
7位 三浦 皇成 14 21 18 122 175 8.0 20.0 30.3
8位 横山 典弘 13 7 2 50 72 18.1 27.8 30.6
9位 原 優介 13 5 10 179 207 6.3 8.7 13.5
10位 菅原 明良 12 18 17 155 202 5.9 14.9 23.3
11位 川田 将雅 12 8 3 12 35 34.3 57.1 65.7
12位 田辺 裕信 10 10 14 103 137 7.3 14.6 24.8
13位 大野 拓弥 10 10 13 127 160 6.2 12.5 20.6
14位 佐々木 大輔 8 7 6 77 98 8.2 15.3 21.4
15位 岩田 望来 8 3 1 41 53 15.1 20.8 22.6
16位 石川 裕紀人 7 9 9 122 147 4.8 10.9 17.0
17位 木幡 巧也 7 8 15 190 220 3.2 6.8 13.6
18位 長浜 鴻緒 7 6 9 118 140 5.0 9.3 15.7
19位 R.キング 6 10 2 36 54 11.1 29.6 33.3
20位 北村 宏司 6 4 8 95 113 5.3 8.8 15.9
21位 内田 博幸 5 7 9 159 180 2.8 6.7 11.7
22位 坂井 瑠星 5 7 6 34 52 9.6 23.1 34.6
23位 松山 弘平 5 4 5 39 53 9.4 17.0 26.4
24位 石橋 脩 5 2 9 94 110 4.5 6.4 14.5
25位 横山 琉人 5 1 5 69 80 6.2 7.5 13.8
26位 吉田 豊 4 7 14 117 142 2.8 7.7 17.6
27位 丹内 祐次 4 4 6 63 77 5.2 10.4 18.2
28位 松岡 正海 4 3 5 90 102 3.9 6.9 11.8
29位 丸田 恭介 4 2 2 86 94 4.3 6.4 8.5
30位 J.モレイラ 4 1 0 2 7 57.1 71.4 71.4
31位 武 豊 3 4 4 31 42 7.1 16.7 26.2
32位 A.シュタルケ 3 1 2 15 21 14.3 19.0 28.6
33位 浜中 俊 3 0 2 19 24 12.5 12.5 20.8
34位 小崎 綾也 3 0 2 11 16 18.8 18.8 31.2
35位 北村 友一 3 0 0 20 23 13.0 13.0 13.0
36位 荻野 極 2 6 5 61 74 2.7 10.8 17.6
37位 野中 悠太郎 2 2 5 74 83 2.4 4.8 10.8
38位 丸山 元気 2 2 3 41 48 4.2 8.3 14.6
39位 嶋田 純次 2 1 2 34 39 5.1 7.7 12.8
40位 菊沢 一樹 2 0 6 48 56 3.6 3.6 14.3
41位 鮫島 克駿 1 4 4 29 38 2.6 13.2 23.7
42位 岩田 康誠 1 3 2 20 26 3.8 15.4 23.1
43位 杉原 誠人 1 3 2 52 58 1.7 6.9 10.3
44位 団野 大成 1 2 6 26 35 2.9 8.6 25.7
45位 西村 淳也 1 2 4 13 20 5.0 15.0 35.0
46位 武藤 雅 1 2 3 55 61 1.6 4.9 9.8
47位 斎藤 新 1 2 0 16 19 5.3 15.8 15.8
48位 吉村 誠之助 1 2 0 12 15 6.7 20.0 20.0
49位 藤岡 佑介 1 1 3 13 18 5.6 11.1 27.8
50位 幸 英明 1 1 2 28 32 3.1 6.2 12.5
51位 小林 美駒 1 1 1 23 26 3.8 7.7 11.5
52位 小林 凌大 1 1 0 42 44 2.3 4.5 4.5
53位 水口 優也 1 1 0 8 10 10.0 20.0 20.0
54位 池添 謙一 1 0 2 27 30 3.3 3.3 10.0
55位 M.デムーロ 1 0 1 27 29 3.4 3.4 6.9
56位 菅原 隆一 1 0 1 16 18 5.6 5.6 11.1
57位 矢野 貴之 1 0 1 8 10 10.0 10.0 20.0
58位 小林 脩斗 1 0 0 20 21 4.8 4.8 4.8
59位 黛 弘人 1 0 0 11 12 8.3 8.3 8.3
60位 小沢 大仁 1 0 0 3 4 25.0 25.0 25.0
61位 川端 海翼 1 0 0 1 2 50.0 50.0 50.0

東京競馬場では、広いコースと長い直線を活かした「騎手の技術力」が如実に反映されます。

そのため、他の競馬場に比べて騎乗センスや位置取りの判断が結果に直結する舞台といえるでしょう。

ランキングからも分かる通り、東京コースを熟知した一流ジョッキーが上位を独占しています。

【2025】東京競馬場で開催される重賞レース

2025年も東京競馬場では、春・秋を中心に数多くのビッグレースが開催されます。

特に日本ダービーや天皇賞(秋)を筆頭に、マイル・クラシック・牝馬限定戦まで多彩な重賞が揃っており、「府中開催=実力馬の舞台」と呼ばれるにふさわしい豪華なラインナップです。

日付 レース名 年齢 コース 優勝馬 騎手
1月5日 根岸S(G3) 4歳以上 ダ1400m コスタノヴァ 横山武史
2月9日 東京新聞杯(G3) 4歳以上 芝1600m ウォーターリヒト 菅原明良
2月15日 クイーンC(G3) 3歳牝 芝1600m エンブロイダリー C.ルメール
2月16日 共同通信杯(G3) 3歳 芝1800m マスカレードボール 坂井瑠星
2月22日 ダイヤモンドS(G3) 4歳以上 芝3400m へデントール 戸崎圭太
2月23日 フェブラリーS(G1) 4歳以上 ダ1600m コスタノヴァ R.キング
4月26日 青葉賞(G2) 3歳 芝2400m エネルジコ C.ルメール
4月27日 フローラS(G2) 3歳牝 芝2000m カムニャック A.シュタルケ
5月3日 京王杯スプリングC(G2) 4歳以上 芝1400m トウシンマカオ 横山武史
5月10日 エプソムC(G3) 4歳以上 芝1800m セイウンハーデス 幸英明
5月11日 NHKマイルC(G1) 3歳牡・牝 芝1600m パンジャタワー 松山弘平
5月18日 ヴィクトリアマイル(G1) 4歳以上牝 芝1600m アスコリピチェーノ C.ルメール
5月25日 オークス(G1) 3歳牝 芝2400m カムニャック A.シュタルケ
6月1日 日本ダービー(G1) 3歳牡・牝 芝2400m クロノデュノール 北村友一
6月1日 目黒記念(G1) 4歳以上 芝2500m アドマイヤテラ 武豊
6月8日 安田記念(G1) 3歳以上 芝1600m ジャンタルマンタル 川田将雅
6月14日 東京ジャンプS(J-G3) 3歳牝 障3100m ジューンベロシティ 高田潤
6月22日 府中牝馬S(G1) 3歳以上牝 芝1800m セキトバイースト 浜中俊
10月5日 毎日王冠(G2) 3歳以上 芝1800m レーベンスティール 津村明秀
10月11日 サウジアラビアロイヤルC(G3) 2歳 芝1600m エコロアルバ 坂井瑠星
10月12日 アイルランドT(G2) 3歳以上牝 芝1800m ラヴァンダ 岩田望来
10月18日 富士S(G2) 3歳以上 芝1600m ガイアフォース  横山武史
10月19日 東京ハイジャンプ(J-G2) 3歳以上 障3110m ジューンベロシティ 高田潤
10月25日 アルテミスS(G3) 2歳牝 芝1600m フィロステファニ 川田将雅
11月2日 天皇賞秋(G1) 3歳以上 芝2000m - -
11月8日 京王杯2歳S(G2) 2歳 芝1400m - -
11月9日 アルゼンチン共和国杯(G2) 3歳以上 芝2500m - -
11月15日 武蔵野S(G2) 3歳以上 ダ1600m - -
11月24日 東スポ杯2歳S(G1) 2歳 芝1800m - -
11月30日 ジャパンC(G1) 3歳以上 芝2400m - -
11月2日 天皇賞秋(G1) 3歳以上 芝2000m - -

■冬〜春前半(1月〜2月)

年明けの東京開催は、ダート短距離とマイル重賞が中心。

1月の「根岸ステークス(G3)」で始まり、2月には「東京新聞杯(G3)」や「クイーンカップ(G3)」など、マイル路線や牝馬クラシックを意識した前哨戦が目白押しです。

特に2月後半の「フェブラリーステークス(G1)」は、中央競馬最初のG1として注目度が高く、ダートマイルの頂点を決める一戦。

2025年はコスタノヴァ(騎手:R.キング)が制し、年初から会場を大いに沸かせました。

■春シーズン(4月〜6月)

春の東京開催は、まさにクラシック戦線の中心、「フローラS(G2)」「青葉賞(G2)」を経て、3歳馬たちは“日本ダービー”への最終ステップを迎えます。

5月には「NHKマイルカップ」「ヴィクトリアマイル」「オークス」「日本ダービー」とG1が4週連続で行われ、東京競馬場は一年で最も盛り上がる時期です。

また、古馬戦線では「京王杯スプリングC」「エプソムC」「目黒記念」「安田記念」など、スプリント〜マイル〜中距離までの重賞が勢揃い。

2025年の安田記念では、ジャンタルマンタル(川田将雅騎手)が圧巻の走りでマイル王の座を奪いました。

秋シーズン(10月〜11月)

秋の東京開催は、G1レースが連続する競馬の最高潮。

「毎日王冠」「富士S」などの前哨戦を経て、「天皇賞(秋)」が行われます。

さらに「アルゼンチン共和国杯」「武蔵野S」「ジャパンカップ」と続く豪華ローテーションは、年間を通して最もハイレベルな戦いが繰り広げられるシーズンです。

2歳戦線も同時期に「サウジアラビアロイヤルC」「アルテミスS」「東スポ杯2歳S」「京王杯2歳S」と充実しており、未来のクラシック候補をいち早く見極める絶好の機会でもあります。

今週の注目レース

エリザベス女王杯2025

出典:netkeiba

東京競馬場で開催される今週の注目レースはエリザベス女王杯(G1)。

もともとは1976年にイギリスのエリザベス女王2世の来日を記念して創設されたレースで、創設当初は3歳牝馬限定のクラシック最終戦(現在の秋華賞ポジション)でした。

1996年以降は3歳以上牝馬の混合GⅠとなり、古馬牝馬の女王決定戦として位置づけられています。

レースの位置づけ

  1. 春の「ヴィクトリアマイル」と並ぶ牝馬GⅠの頂点決定戦
  2. 秋の中距離路線における牝馬ナンバーワン決定戦
  3. 秋華賞組・秋の古馬戦線組の実力馬が激突する注目レースです。

東京競馬場の基本情報

東京競馬場の写真

東京都府中市に位置する東京競馬場は、JRAが誇る国内最大級の競馬施設です。

1日に約10万人を収容できるスタンドと、広々とした内馬場、整備された観戦エリアを備えており、競馬初心者からファンまで幅広く楽しめます。

競馬開催日はもちろん、普段から場内見学・飲食・イベントなどが充実しており、家族連れや観光客の人気スポットとしても知られています。

また、京王線「府中競馬正門前駅」から徒歩2分というアクセスの良さも大きな魅力です。

レース観戦以外にも、子ども向けの遊具エリア「内馬場公園」や、女性専用ラウンジ「UMAJO SPOT」など、誰でも快適に過ごせる設備が整っており、日本一開かれた競馬場とも称されています。

アクセス方法

アクセス手段 交通路 詳細
京王線 「府中競馬正門前駅」から徒歩約2分 新宿駅から約25分
JR武蔵野線・南武線 「府中本町駅」から徒歩約5分 立川・川崎方面から便利
西武多摩川線 「是政駅」から徒歩約10分 多摩方面からの来場向け
車(中央自動車道) 「府中スマートIC」から約10分 駐車場利用時

電車の場合は京王線の専用駅が最短ルートです。

レース開催日は臨時改札が開放され、スタンド正面に直接アクセスできます。

駐車場

東京競馬場には場内外あわせて約700台分の駐車スペースがあります。

料金は1日あたり1,000円前後(開催日)で、レース開催時は早い時間に満車となることが多いです。

  1. 正門前駐車場(約400台):1,000円
  2. 東門駐車場(約300台):1,000円
  3. 周辺民間駐車場:時間制(200〜400円/30分)

開催日には公共交通機関の利用が推奨です。

特にG1開催時(日本ダービー・天皇賞など)は朝から混雑します。

指定席

指定席について東京競馬場の指定席はすべて事前予約制(JRAインターネット投票会員/JRAダイレクト)となっています。

スタンド階層や眺望に応じて複数の席種があり、快適に観戦できるのが魅力です。

座席 階層・エリア 料金 特徴
A指定席 スタンド4階中央 3,000〜3,500円 ゴール前の迫力を体感できる人気席
B指定席 スタンド5階・上層階 2,000〜2,500円 広く静かで観戦に最適
L-WING席 スタンド南側・パノラマ席 3,000円前後 直線全体が見渡せる景観席
UMAJO SPOT席 女性限定ラウンジ 無料(要予約) 落ち着いた雰囲気で初心者にも人気

チケットはJRAの公式「指定席ネット予約」サイトから購入可能。

発売日は開催週の火曜10:00頃に更新されるのが基本です。

本日の東京競馬場の天気

本日の東京競馬場の天気東京競馬場の所在地・府中市は内陸部にあり、風の影響は少なく気温変化が穏やかです。

ただし、降雨と湿度による馬場悪化(芝・ダート)によってレースに大きく影響するので悪天候は要注意。

グルメ

東京競馬場は“競馬場グルメの聖地”としても有名です。

場内には約80店舗以上の飲食店・売店があり、レース観戦と一緒に食を楽しめます。

以下、グルメの人気ランキングです。

  1. 豚丼とラーメン「どみそ」厚切り豚バラ+味噌ラーメンの名物セット
  2. 馬そば深大寺 老舗の「肉そば」が名物。朝から長蛇の列
  3. フードコートWEST WING カレー・丼・スイーツまで一度に楽しめる
  4. モスバーガー・ケンタッキーなどチェーン系も充実

お店は常に混み合っており、並ぶことが多め。

おすすめの時間はレースの合間(10〜11R前後)は比較的空きやすいです。

イベント

東京競馬場では年間を通してファミリー・子ども向け・季節限定イベントが開催されています。

  1. 春:日本ダービーウィーク(パレード・限定グッズ・トークショー)
  2. 夏:ナイターイベント「府中サマーナイトフェスタ」
  3. 秋:天皇賞ウィーク×イルミネーション点灯式
  4. 冬:場内イルミネーション・キッチンカー出店

また、内馬場(公園エリア)には遊具・ふれあい動物コーナーもあり、家族連れでも1日中楽しめるスポットとして人気です。

東京競馬場のまとめ

東京競馬場の特徴まとめ

東京競馬場の特徴まとめ東京競馬場は、芝・ダートともに直線が長く、展開よりも実力が正確に反映される舞台として知られています。

芝では瞬発力と末脚、ダートでは持続力と地脚が問われ、どの距離でも「強い馬が勝つ」傾向が明確です。

また、季節ごとにG1レースが集中し、春はクラシック、秋は王道路線が盛り上がりを見せるなど、年間を通してファンにとって目が離せない開催が続きます。

レース傾向としては、芝・ダートともに外枠がやや優勢で、差し・追い込み馬が伸びやすいコース形状が特徴。

枠順や脚質、馬場状態の変化を意識することで、より精度の高い予想が可能になります。

府中のターフは、競馬ファンなら一度は訪れたい聖地。

2025年も数々の名勝負と新たなスターが誕生する舞台として、東京競馬場の注目度は今後もますます高まっていくでしょう。

運営者 KeibaWithの監修者「勝川和馬」

かちかわ かずま

勝川 和馬

KeibaWith運営責任者

競馬予想サイトの検証を始め20年が経過。優良な競馬予想サイトを徹底分析し、競馬で勝ったお金で家と車を購入。これまで培ったノウハウをKeibaWithを見にきて頂いた皆様にお届けしたいと考えています。