競馬の発祥の歴史

人類と馬は太古の昔から共に暮らしており、馬の速さを競わせる競技は古代文明の頃から存在しました。現在の競馬につながる近代競馬は、16世紀のイギリスで誕生しました。

最古の競馬場は1540年に誕生

1540年、イングランド北西部に世界最古の競馬専用施設、チェスター競馬場が創設され、正式なルールに基づいて行われる競馬が始まりました。17世紀後半には競走馬の品種改良も進みました。さらに、時代と共にイギリスの植民地であったアメリカ、オーストラリア、シンガポール、香港などで競馬が導入され、世界各地に広まりました。

お家元のイギリスでは、上流階級の公的な社交の場としてロイヤル・アスコットという競馬イベントが1711年に始まりました。現在でも続くこのイベントの詳細に関しては「英ロイヤル・アスコット」の記事をご覧ください。